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群馬県高崎市の県立公園に建てられた、朝鮮人労働者の追悼碑について、群馬県は設置した市民団体に代わって撤去する行政代執行を29日始めました。

群馬県が撤去の工事を始めたのは、高崎市の県立公園「群馬の森」の敷地内にある戦時中に動員された朝鮮人労働者の追悼碑です。

2004年に前橋市の市民団体が「政治的な行事をしない」ことなどを条件に、県の許可を得て設置しましたが、その後、県は公園内で開催された追悼式などで政治的な発言があったとして、2014年、設置許可の更新を認めませんでした。

そして、県と市民団体はこの処分をめぐり、裁判で争ってきましたが、おととし、県の処分を適法とする判決が確定しました。

これを受けて、県は市民団体に対し、去年12月までに追悼碑を撤去するよう求めていましたが、応じなかったため29日、市民団体に代わって撤去する行政代執行を始めました。

県は公園を閉鎖して、来月11日までに撤去工事を終える方針で、工事にかかる費用、およそ3000万円については市民団体に請求することにしています。

山本知事は今月25日の記者会見で「これまで市民団体に対して丁寧に交渉や調整を重ねてきたが了解を得られなかったので、裁判の結果に基づいて粛々と対応していきたい」と話しています。

市民団体「歴史的事実は消えるものではない」
追悼碑が撤去されることを受けて市民団体は「追悼碑が撤去されたとしても戦時中に朝鮮人労務動員した歴史的事実は消えるものではないし、権力によって私たちの精神や思想は押しつぶされない。これまで行ってきた活動を今後も続けていきたい」としています。

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