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米国が2日にイラクとシリアで実施した攻撃で、米空軍のB1爆撃機が使用されたことが分かった。国防総省の当局者がCNNに明らかにした。

B1は長距離重爆撃機で、精密兵器と非精密兵器の両方を配備できる。

米統合参謀本部のダグラス・シムズ作戦部長は2日、記者団に対し、米国を飛び立ったB1の要員は無着陸で現場に到着したと明らかにした。

攻撃の正確性に関して米国は「非常に大きな自信」を持っているとも述べ、B1がそうした評価に寄与したとの考えを示した。

初期情報では、今回の攻撃は狙い通りの目標に正確に命中した。弾薬・兵たん施設に関係する2次爆発も複数発生したという。

シムズ氏は、死傷者が出ることは目標選定の時点で予期していたと説明。「こうした場所を使用する戦闘員がいることは承知している」「施設内の人が死傷する可能性が高いことを念頭に今夜の攻撃を行った」としている。

アメリカ軍は兵士3人が死亡した攻撃への報復措置として、イラクとシリアの領内にある、イランの軍事精鋭部隊の関連施設などを空爆し、この攻撃で少なくとも45人が死亡したとみられます。イランや空爆された国から反発の声があがるなか、アメリカがさらなる報復措置に踏み切るのか今後の対応が注目されます。

アメリカ軍は先月28日、中東のヨルダンでアメリカ軍の拠点が無人機で攻撃され、兵士3人が死亡したことへの報復措置として、2日、イラクとシリアの領内で活動するイラン革命防衛隊や関係する武装組織の施設を空爆しました。

この空爆で▽イラク政府は複数の民間人を含む16人が死亡したと発表したほか、▽シリアの人権団体は、29人が死亡したと発表しています。

この両国に加えてイラン外務省の報道官も3日、声明を出し、イラクやシリアの主権を侵害しており、アメリカ政府はまた、戦略的な過ちを犯した」アメリカ軍による攻撃を非難しました。

一方、ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は2日「アメリカはイランとの衝突も、中東での衝突の拡大も望んでいない」としながらも、「報復措置は今夜、終わるわけではない」と述べ、攻撃は一定期間続くとの考えを示しています。

関係国から反発の声があがるなかアメリカがさらなる報復措置に踏み切れば、攻撃の応酬に歯止めがかからなくなる事態も懸念され、今後のバイデン政権の対応が注目されます。

EU ボレル上級代表「攻撃が緊張のさらなる高まりにつながる」

EUヨーロッパ連合の外相にあたるボレル上級代表は3日、ベルギーで行われた外相会議のあとの記者会見で、アメリカの報復措置について「すべての攻撃が緊張のさらなる高まりにつながることは確実だ。加盟国の外相たちは事態の経過に深刻な懸念を示した」と述べました。

そのうえで「われわれにできるのは、攻撃の応酬が続くといつなんどき、より深刻な出来事が起きるかもしれない、ということへの理解をすべての当事者に求めることくらいだ」と述べ、事態の悪化を防ぐため外交的に働きかけていく考えを示しました。

ロシア外務省 ザハロワ報道官「非道な侵略行為を断固 非難する」
アメリカ軍によるイラクとシリアの領内への空爆について、ロシア外務省のザハロワ報道官は3日、声明を発表し空爆がさらに紛争をあおるために行われたのは明らかだ。アメリカは地域の大国を紛争に引き込もうとしている」と主張しました。

その上でアメリカとイギリスの主権国家に対する非道な侵略行為を断固、非難する」として、国連安全保障理事会の緊急会合の開催を求めるとしています。

米政府高官は3日、親イラン武装組織の拠点の掃討を進める米国の作戦にヨルダンが参加していることを明らかにした。

CNNの取材に述べた。問題の性質上、ヨルダン政府当局によるコメントは期待できない状況にある。

米軍は2日、イラクとシリアにある親イラン武装組織の武器保管施設などへの空爆を実行。シリア国境に近いヨルダン内にある「タワー22」と呼ばれる米軍陣地に先月28日、ドローン(無人機)攻撃があり、米兵3人が殺害されたことへの報復措置としていた。

同陣地はヨルダン軍などへの助言や支援を進めるため設けられていた。ドローン攻撃ではヨルダンの国境警備隊員に負傷者はいなかった。ヨルダンのムバイディーン政府コミュニケーション相は先月28日、「テロ攻撃」と断じ、テロの脅威に立ち向かう考えを示していた。

一方、ヨルダン軍総司令部は3日、米軍がイラクで実行した2日の空爆に関与していないとの声明を発表した。地元の国営テレビ局「アルマムラカ」が伝えた。

声明は「ヨルダン空軍は空爆に加わっていない」と指摘。ヨルダン国営の「ペトラ通信」は、ヨルダン軍機が空爆に参加したとのメディア報道は「正しくない」とのヨルダン軍筋の発言を伝えた。ヨルダン軍は兄弟国のイラクの主権を尊重しているとも続けた。

ただ、米軍によるシリアへの空爆ヨルダンが後方支援面を含め何らかの役目を務めたのかは不明となっている。

米軍と同盟国がイエメンで共同攻撃を実施

イランが支援するフーシ派による地域の不安定化と違法行為の増大に対応する継続的な国際的な取り組みの一環として、2月3日午後11時30分頃(サナア時間)、米中央軍は英国軍と並び、支援を受けてオーストラリア、バーレーン、カナダ、デンマーク、オランダ、ニュージーランド武装勢力が、イランが支援するイエメンのフーシ派テロ支配地域の13か所で、フーシ派の標的36カ所に対する空爆を実施した。これらの多国間連合による攻撃は、この地域の国際商船や米海軍艦艇を攻撃するために使用されていたフーシ派支配のイエメンの標的に焦点を当てた。

これらのイランが支援するフーシ派の標的には、複数の地下貯蔵施設、指揮統制、ミサイルシステム、無人航空機の保管・運用サイト、レーダー、ヘリコプターが含まれていた。

これらの攻撃は、紅海、バブ・アル・マンデブ海峡、アデン湾で米国と英国の船舶、国際商船に対する無謀かつ違法な攻撃を継続するために使用されているフーシ派の能力を低下させることを目的としている。これらの攻撃は、プロスペリティ・ガーディアン作戦の下で実施される多国籍の航行の自由行動とは別のものであり、別個のものである。

米英両軍は3日、イエメンにある親イラン武装組織フーシ派の関連施設13拠点、計36の標的に対し攻撃した。前日には、1月末にヨルダンの米軍施設で米兵3人が死亡した攻撃への報復として、親イラン勢力に関連するイラクとシリアの標的を空爆していた。

米英によるイエメンのフーシ派への攻撃は3回目

国防総省によれば、3日の攻撃はフーシ派の武器貯蔵施設、ミサイルシステム、発射装置などが対象。フーシ派が紅海の海運を妨害する目的で船舶を攻撃するのに使用した装備も攻撃したという。

オースティン米国防長官は「今回の攻撃は、フーシ派が国際海運や海軍艦艇への違法な攻撃をやめなければ、さらなる結果を負い続けることになるという明確なメッセージを送るものだ」と発言。オーストラリア、バーレーン、カナダ、デンマーク、オランダ、ニュージーランドからの支援があったと明らかにした。

米国は親イラン勢力を攻撃しているが、イランとの戦争は望まず、イランも戦争を望んでいるとは考えていないとの見解を示している。

イランを直接標的にしない攻撃にイランがどう反応するかは不明だ。

イラン外務省の報道官は、イラクとシリアでの攻撃は「米国による冒険的で戦略的なもう一つの過ちであり、緊張と不安定を高める結果にしかならない」と述べた。

イラクは米軍による攻撃後、正式な抗議を伝えるために駐イラク米国大使を召喚した。

フーシ派が運営するイエメン通信(SABA)によると、米英両軍は3日にタイズとホデイダの両県で14回の空爆を行った。

アメリカ軍とイギリス軍は、イランが支援するイエメンの反政府勢力フーシ派の拠点に対し攻撃を行ったと発表しました。

アメリカ軍は、ヨルダンで兵士3人が死亡した攻撃への報復措置として、2日にイラクとシリアの領内にあるイランの軍事精鋭部隊の施設などを空爆したばかりで、イランが関係する勢力への軍事的圧力を強めています。

アメリカ国防総省アメリカ軍とイギリス軍が3日、イランが支援するイエメンの反政府勢力フーシ派の支配地域に対し、合同で攻撃を行ったと発表しました。

アメリカ軍とイギリス軍の合同作戦では先月もフーシ派への攻撃を行っています。

今回の攻撃は、フーシ派の13の拠点に対して行い、地下深くに建設された武器庫やミサイルシステムなど36の標的に及んだとしています。

アメリカ国防総省は、フーシ派は去年11月中旬以降、紅海を航行する民間の船舶や海軍の艦船に対し30回以上の攻撃を行ってきたとし、今回の作戦にはフーシ派の攻撃能力をそぐねらいがあったと説明しました。

アメリカ軍は先月、ヨルダンでアメリカ軍の拠点が攻撃され、兵士3人が死亡したことへの報復措置として、前日の2日、イラクとシリアの領内で活動するイラン革命防衛隊の「コッズ部隊」や関係する武装組織に対し、大規模な空爆を行ったばかりです。

アメリカ軍はイランが関係する勢力への軍事的圧力を強めており、攻撃の応酬に歯止めがかからなくなる事態を懸念する声も出ています。

米軍 合同作戦とは別に攻撃も

アメリカ軍はイギリス軍との合同の作戦とは別に、イエメンの反政府勢力フーシ派に対し、3日夜にかけて攻撃を行いました。

アメリカ中央軍が発表した声明によりますと、アメリカ軍は2日午後、フーシ派が支配する地域から飛び立とうとしていた無人機4機を攻撃し、破壊したということです。

また、2日夜に紅海周辺に飛来した無人機7機を、アメリカ海軍の空母アイゼンハワーから飛び立ったF18戦闘機と駆逐艦が撃墜したほか、3日夜には紅海を航行する船舶に向けて発射する準備が進められていたフーシ派の巡航ミサイル6発を破壊したとしています。

アメリカ中央軍は、これらの攻撃は航行の自由を確保し、アメリカ海軍の艦船や民間の船舶の安全を守るためのものだと説明しています。

🇦🇪UAE、🇸🇦サウジアラビア、🇯🇴ヨルダンは、
🇾🇪イエメンの紅海封鎖を回避する為に🇮🇱イスラエルを援助している。

貨物船はUAEに停泊し、そこで荷揚げされた物資はトラックで指定ルートを通ってサウジアラビアに運ばれる。
サウジアラビアからヨルダンへは高速道路を経由し最終的にはヨルダン川横断を通ってイスラエルに到着しハイファに到着する。

当然🇮🇷イランのイスラム政権はあまり喜んでいない。

🐸好むと好まざるとにに関わらず…

ガザ地区での戦闘休止と人質解放をめぐる交渉について、アメリカの有力紙は、イスラム組織ハマスの内部で、一時的な戦闘休止を受け入れる考えを示す勢力と、恒久的な停戦を求めるべきだとする勢力の間で、意見が割れていると伝えました。

イスラエル軍は、ガザ地区南部のハンユニスなどで軍事作戦を続けていて、地区の保健当局は3日、これまでに2万7238人が死亡したと明らかにしました。

こうした中、ガザ地区での戦闘休止と人質解放をめぐってカタールなどの仲介で行われているイスラエルハマスの交渉について、アメリカの有力紙、ウォール・ストリート・ジャーナルは2日、交渉に詳しい関係者の話として、ハマスの内部で現時点の提案への対応をめぐり意見が割れていると伝えました。

それによりますと、提案には人質の解放と引き換えに6週間の戦闘休止が盛り込まれていて、ハマスガザ地区トップのシンワル指導者らは軍事力を立て直す時間が稼げるなどとして受け入れる考えを示す一方、ハニーヤ最高幹部らは恒久的な停戦を求めるべきだと主張しているということです。

ハニーヤ最高幹部は2日の声明で、戦闘の完全な終結ガザ地区からのイスラエル軍の撤退などを目指す考えを強調していました。

交渉にはアメリカも関与していて、ブリンケン国務長官が4日から8日までの日程でイスラエルや仲介役のカタールなどを訪れる予定で、合意に向けた外交の動きも注目されます。

イスラエルでは3日夜、ガザ地区で拘束されている人質の解放を求めて大規模な抗議集会が開かれ、成果を出していないとして、ネタニヤフ政権に対し、退陣を迫る声が上がるなど批判が強まっています。

イスラエル軍ガザ地区南部のハンユニスやラファへの攻撃を続けていて、パレスチナの地元メディアは3日深夜、ラファで避難所となっていた幼稚園がイスラエル軍空爆を受け、少なくとも2人の子どもが死亡し、多くのけが人が出たと伝えています。

ガザ地区の保健当局は4日、これまでに2万7365人が死亡したと明らかにしました。

ガザ地区での戦闘休止と人質の解放に向けて、先月下旬からカタールなどの仲介で行われている交渉では、イスラム組織ハマスが完全な停戦を求めているのに対して、イスラエルはそれを認めない姿勢で、合意できるか不透明な状況です。

こうした中、3日夜にはイスラエル各地で、人質の解放を実現するよう政府に訴える抗議集会が行われました。

このうち、テルアビブでは参加者は数千人にのぼったとみられ、人質解放のために停戦を受け入れるべきだという声や、人質全員の解放を4か月近く実現できていないネタニヤフ政権に退陣を迫る声も聞かれました。

4日から8日にかけては、交渉を後押しするため、アメリカのブリンケン国務長官イスラエルや仲介役のカタールなどを訪れる予定で、交渉の進展につながるか、注目されます。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・120日目②)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・121日目①)