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イギリスの北アイルランド自治政府で、アイルランドとの統一を掲げる政党から初めて就任したオニール首相が会見し、統一の賛否を問う住民投票を10年以内に行いたい考えを示しました。

北アイルランドではイギリスから分離を求めるカトリック系住民と、反対するプロテスタント系住民との長年にわたる激しい対立のあと、1998年の和平合意に基づき、双方を代表する政党が共同で自治政府を運営しています。

自治政府の首相にアイルランドとの統一を掲げるカトリック系のシン・フェイン党から、今月、初めて就任したオニール首相が8日、ロンドンの外国特派員協会で会見しました。

この中でオニール首相は「この10年間は好機だ。人々は将来について最終的に決めることになるだろう」と述べ、統一の賛否を問う住民投票を10年以内に行いたい考えを示しました。

住民投票の実施にはイギリス政府の同意が必要ですが、オニール首相は北アイルランドの帰属は住民の意思に委ねるとしている和平合意に触れ、民意が高まればイギリス政府は尊重するべきだと主張しました。

シン・フェイン党は過去に武装闘争を繰り返した過激派組織IRAアイルランド共和軍の政治部門が前身で、アイルランドでも最大野党となるなど支持を伸ばしてきました。

並んで会見したマクドナルド党首は「すべての人を巻き込んで議論し、準備を重ねていく」と述べ、アイルランド側でも統一に向けた機運を高めていく考えを示しました。

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