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米国は、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に関する内部調査が完了するまで資金拠出を再開しない方針。

米当局者が8日、11月の大統領選で激戦州となる可能性のあるミシガン州を訪問し、アラブ系米国人コミュニティーの指導部らに対し明らかにした。米国は引き続きパレスチナ市民への人道支援にコミットしているとしつつも、調査の結果を待つ考えという。

UNRWA職員が昨年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲攻撃に関与したとされる疑惑を受け、これまでに16カ国が資金拠出を一時停止している。

イスラエル首相府は9日、予想されるパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファへの攻撃を前に、ネタニヤフ首相が軍にラファからの「住民退避」計画の準備を指示したと明らかにした。

国連によると、ラファには現在130万人以上が集まっているとみられる。その大半はガザ地区の他の地域から避難を強いられた人だという。

ネタニヤフ氏は8日、イスラエル国防軍(IDF)が「近く(イスラム組織)ハマスの最後の砦(とりで)であるラファに進軍する」と表明していた。

多くのパレスチナ人はIDFがガザ地区を南下するにつれ、地区内を移動してラファに逃げ込んだ。

ただ、次に向かう場所があるかは不明だ。ラファは南側でエジプトと接しているものの、エジプトとの境界は何カ月も閉ざされている。

イスラエル首相府は声明で、「ラファにハマスの4大隊」を残しつつハマス壊滅を達成するのは不可能だと説明。「一方で、ラファでの大規模作戦には戦闘地域からの民間人退避が必要になることは明らか」とも指摘した。

これを踏まえ、ネタニヤフ氏はIDFや国防関係者に対し、住民退避とハマスの大隊解体の両方をめざす計画を内閣に提出するよう指示したという。

ガザ地区内でまだIDFに占領されていない人口集中地はラファのみ。

ラファは避難を強いられたパレスチナ人が集まり、急速に人口が増えた。今週公開されたラファの人工衛星画像には、IDFの作戦を逃れるためガザ住民が流入し、テント村が短期間で拡大した様子が写っている。

ガザ南部でのイスラエル軍の作戦を仕切るゴールドファス准将は4日、CNNに対し、民間人の死者数を最小化する計画はまだ手元にないと説明。部隊をラファへ進める指令が来れば計画を立てるが、そうした命令はまだないと語った。

国務省は8日、米国は「真剣な計画」がなければラファでのイスラエルの軍事作戦を支持しないとの立場を示した。

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イスラエルのネタニヤフ首相は9日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファから民間人を退避させると同時に同地域に残っているイスラム組織ハマスの戦闘部隊を壊滅させる計画を策定するよう軍に指示したと明らかにした。

ラファにはガザの人口の半数を超える100万人超の市民が避難している。米国は8日、イスラエル軍による攻撃を支持しないと表明したものの、イスラエル軍は9日も激しい空爆を継続した。国際社会からも懸念の声が強まっている。

パレスチナ自治政府アッバス議長は、ラファへの攻撃強化を目指すイスラエルの計画は、パレスチナ市民をガザから追い出すことが目的と批判した。議長の事務所が発表した。

アッバス議長はイスラエルの措置について、「地域と世界の安全と平和を脅かすもので、全てのレッドライン(越えてはならない一線)を越えている」とし、国連安保理に注意を払うよう促した。

国連のステファン・デュジャリック報道官は9日、「ラファの民間人の運命を非常に懸念している」と指摘。民間人の保護は必要だが、強制的な退避は行われるべきではないとし、「いかなる形であっても国際法に違反する強制退避を支持しない」と述べた。

国連人道問題調整事務所(OCHA)は9日、「ラファの人口密度は前例がなく、地上攻撃があった場合に民間人を保護することはほぼ不可能」とし、「ラファの過密は平らで清潔なスペースを求めて家族が設置したテントによって通常の道路が塞がれるところまで達している」とした。

イスラエルのネタニヤフ首相は10日までに、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」の指導陣を殺害する前にガザでの「戦争を終えてはいけない」と主張した。

自ら率いる右派政党「リクード」の会合で述べた。「我々の目標はハマスに対する絶対的な勝利」とし、「我々はハマス指導部を抹殺するだろう。ガザの全ての地域で行動を続けなければならない」と強調した。

この目標を達成する前に「戦争を中止してはいけない。戦争は数年ではなく数カ月要するだろう」とも続けた。

イスラエルはこれまで、ガザでの戦争の終了後もハマス指導者ちたの捕捉は維持するとの方針を再三表明。ネタニヤフ氏は以前、ハマスとの戦争は長期戦になるとの見通しも示していた。

ホワイトハウスは9日、米国から武器を受け取る国に国際法順守の必要性について念を押す新たな国家安全保障メモについてイスラエルに説明したと明らかにした。

米国が提供する軍事装備品の使用に新たな条件を設けるものではないが、各国が要件を満たしているかどうか議会に毎年報告書を提出することを政権に義務付けている。

メモは政権の方針を示すもので、国家安全保障を担当する閣僚幹部に8日に送付された。米政府はイスラエルに年間38億ドルの軍事支援を行っている。

ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、イスラエル側がメモで求められているような確約を行う意向を改めて示したと述べた。

ある米当局者は、米国の武器を使う他の国々も通知を受けたと語った。

メモの一節は、米国の軍事支援を受ける国に対し国際法の下での義務を尊重し、民間人に危害が及ぶリスクを減らす」よう念を押している。

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エスタブ外交誌フォーリン・アフェアーズ「中東を解決できるのは中東だけ」🤯

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・126日目)

イスラエル空軍は10日までに、北隣のレバノンに拠点を築くイスラム武装組織「ヒズボラ」との越境の軍事衝突が多発している情勢に触れ、同国上空に展開するイスラエル空軍機は現在の数十機から、出動命令が出た後の数分内には数百機規模に膨れ上がることになるだろと見方を示した。

空軍のバール少将が軍将兵の前で述べた。レバノン上空で現在活動する空軍の航空機は保有戦力のごく一部と主張。出撃命令が出た場合、数百機の航空機が数分内でレバノン上空であらゆる任務の遂行が可能になる態勢を築くと言明した。

レバノンで戦争が勃発すれば、「攻撃」という言葉は実際に起きる事態を十分に表現していないとも指摘。大規模な空爆で「レバノンの奥深く入った」数百カ所の標的に同時に襲いかかることになるだろうとも警告した。

イスラエル軍はこれより前の声明で、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘に従事した兵士は現在、レバノン国境線での実戦訓練を受けているとも説明。

ガザでの戦闘を終えた第36師団は今や「北部の国境線の敵」に対抗する作戦の準備を増大させているとし、それは攻守両面にわたると続けた。

イスラエル軍は10日までに、北隣に位置するレバノンに拠点を築くイスラム武装組織「ヒズボラ」がレバノン南部内に抱え、同軍が攻撃を加えた標的は3400以上とし、シリアでは50以上と報告した。

パレスチナ自治区ガザ地区での昨年10月7日の戦闘開始以降のデータで、イスラエル軍のハガリ報道官が会見した今月3日時点でのものとなっている。

報道官は、これら攻撃は弾薬やミサイルの供給網の遮断を狙ったものと主張。供給網はイランからシリアへ、その後はレバノンへ伸びているとした。ヒズボラの後ろ盾はイランとなっている。

「輸送が実行されたことを把握し、破壊している」とし、「ヒズボラへ届く前に破壊している」とも強調。「ヒズボラが存在する場所の全てで我々は行動を起こし続ける」とも述べた。

同報道官はまた、10月7日以降、イスラエル軍レバノン国境線に3師団を配備していることを明らかにした。通常は1師団のみだがヒズボラの軍事力の行使をそぐためなどの措置とした。

ガリ氏は、北部国境線での情勢に触れ、過去4カ月間で150以上のテロリスト部隊を攻撃し、200人以上の構成員と司令官を抹殺したとも述べた。

ヒズボラは3日、イスラエルへ少なくとも8回の攻撃を仕掛けたと主張。イスラエル軍レバノンから多数の越境攻撃があったことは認めながらも負傷者は出ておらず、攻撃の砲火などの出所への反撃を行ったとも述べた。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・127日目①)