https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イスラエルのネタニヤフ首相が多くの人が避難しているガザ地区南部ラファへの地上作戦を進める考えを改めて強調したのに対して、ドイツで外相会合を行ったG7=主要7か国は議長声明を発表し、深い懸念を表明するなど、国際社会からの懸念の声が一層高まっています。

ガザ地区への攻撃を続けるイスラエル軍は、イスラム組織ハマスを壊滅させるためとして、ガザの最も南にあり、避難してきた住民など140万人以上が身を寄せるラファへの地上作戦を計画しています。

イスラエルのネタニヤフ首相は、17日行った記者会見で「われわれの作戦を止めようとするものは、戦争に負けろと言っているのと同じことだ」と述べ、地上作戦を進める考えを改めて強調しました。

ドイツで外相会合を行ったG7は、17日、議長声明を発表しイスラエルがラファで大規模な軍事作戦を行った場合、市民が壊滅的な被害を受けるおそれがある。深い懸念を表明する」としています。

EUボレル上級代表も17日「すでに壊滅的な人道危機が起きているラファに軍事行動を行わないよう求める」と声明を出すなど、地上作戦を強行する姿勢を強めるネタニヤフ首相に対し、国際社会からの懸念の声が一層高まっています。

ガザ地区南部にあり、避難者など150万人近くが暮らしているラファへの地上作戦について、イスラエルのネタニヤフ首相は、住民をラファの北にあるハンユニスなどに退避させたうえで行う考えを示しました。

ガザ地区で最も南にあるラファには避難者を含めて150万人近くが暮らしていて、国際社会からはイスラエル軍による大規模な地上作戦への懸念の声が強まっています。

こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相は17日の記者会見でも、「われわれの作戦を止めようとするものは、戦争に負けろと言っているのと同じだ」と述べ、あくまで地上作戦を進める考えを強調しました。

また、アメリカの意向を受けてイスラエル軍が検討をしているラファの住民の退避とハマスの壊滅を両立させる計画については、「まもなくハンユニスでの作戦を終了するため、住民が避難する場所はある」と述べました。

現在、南部ハンユニスで行っている作戦が終了すれば、同じ南部でもラファより北側の地域に住民を退避させることは可能だという考えを示したものと見られます。

一方、カタールなどを仲介役にイスラエルイスラム組織ハマスの間で進められている戦闘の休止と人質の解放などの交渉は難航しています。

ハマスのハニーヤ最高幹部は17日、「われわれは完全な停戦以外は受け入れない。問題を先延ばしにしているのはイスラエル側だ」とする声明を発表し、交渉が進まないのはイスラエル側の責任だと非難しました。

これに対して、ネタニヤフ首相はハマスの要求は妄想のようなもので、それらの要求を取り下げれば交渉を進めることができる」としていて、依然として双方の立場の隔たりは大きく、交渉がまとまる見通しは立っていません。

イスラエル戦時内閣の一員であるガンツ前国防相は18日までに、パレスチナ自治区ガザ地区で捕らわれている人質全員を取り戻すまで「我々は止まらない」とし、イスラム教徒の重要行事ラマダン」(断食月)の期間中でも戦闘を継続する可能性があるとの見解を示した。

同氏は公開された映像の中で「人質が無事に帰還するまで停戦は1日たりともない」と主張。戦闘は年間の時期には関係なく続くだろうとし、ラマダンの期間が近づいてきてもそうなると続けた。

また、イスラエルガザ地区最南端にあるラファ市での地上戦を準備しているとしながらも、エジプトを含む協調する諸国との「対話」を持つ中で行動するとも指摘。ラファの住民を保護地域へ誘導するとも述べた。

イスラエルネタニヤフ首相は先に、ラファへの進撃作戦は3月10日ごろのラマダンの開始までに終わらせるとの考えを示していた。

d1021.hatenadiary.jp

イスラエル軍が計画しているパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファでの地上作戦について、ネタニヤフ首相はイスラム教のラマダン(断食月)が始まる来月10日までの完了を指示していることが分かった。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・134日目②)

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・135日目①)