陸上自衛隊 インド陸軍と対テロ作戦の共同訓練を実施https://t.co/44aKZk5A92 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 9, 2024
インド陸軍と日本の陸上自衛隊が、インド国内の訓練施設で2週間にわたって対テロ作戦など共同訓練を実施しました。インドとしては、国境をめぐって緊張関係が続く中国が周辺国への影響力を強める中、日本との防衛面での協力強化をアピールするねらいもあるとみられます。
インド陸軍と陸上自衛隊の共同訓練は今回で5回目で、双方の部隊からそれぞれ40人が参加し、インド西部ラジャスタン州の砂漠地帯にある訓練施設で9日まで2週間にわたって実施されました。
インド陸軍は対テロ作戦の経験が豊富で能力が高いとされ、陸上自衛隊の隊員と連携しながら、潜伏するテロリストを制圧する作戦や、建物に突入する訓練などを行っていました。
インドは、隣国の中国と国境紛争を抱え、2020年には双方に死傷者が出る衝突が起き、今も緊張関係が続いています。
さらに、最近では中国がモルディブやバングラデシュなど、インドの周辺国で次々と影響力を拡大していて、インドとしては、日本との防衛面での協力強化をアピールするねらいもあるとみられます。
訓練の視察に現地を訪れた陸上自衛隊東部方面総監の冨樫勇一陸将は「連携強化を図ることによって、自由で開かれたインド太平洋の維持強化につながる」と話していました。
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