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世界は犯罪組織に統治されていることが明白なハイチの例

"ハイチがニュースになっているので、2009年以降のハイチの年表を簡単に紹介しよう。ヒラリー・クリントンが大きく取り上げられていることに注目してほしい:

  • 2010年1月: 22万人の命を奪った大地震がハイチを壊滅させる。クリントン財団はハイチ救済のために3,000万ドルを集めるが、ほとんど使途不明となる。
  • 2010年11月 ヒラリー・クリントンはミシェル・マルテリーを支持するが、彼は3位となり、2011年3月に予定されている決選投票に参加する資格はなかった。
  • 2011年1月 ヒラリー・クリントンはハイチを訪れ、プレバル大統領と会談し、マルテリーが投票に参加しなければ援助を打ち切ると脅す。セレスタンは投票から外され、マルテリーが投票に加わる。
  • 2011年3月: 地震で死亡した有権者を含む65万人の「幽霊投票」が集計された不正選挙で、マルテリーが「勝利」。
  • 2011-2016: マルテリー政権は、実現しなかった建設プロジェクトの契約と引き換えに賄賂を受け取り、犯罪組織と協力して人権侵害を行うなど、主に汚職スキャンダルに悩まされる。
  • 2016: 任期満了の1週間前にマルテリーが辞任し、フロリダに逃亡。
  • 2016年6月: 監査により大規模な不正投票が発覚し、特別選挙の結果が取り消される。
  • 2016年11月-2020年 新たな選挙でジョヴェネル・モイーズが勝利。農地改革、自由貿易区の設立、汚職撲滅、麻薬・人身売買業者の逮捕に着手。

  • 2021年7月7日:ジョー・バイデン大統領就任の6カ月後、28人の外国人(主にコロンビア人)傭兵が大統領官邸を襲撃し、モイーズ大統領を暗殺。
  • 2021年7月7日-21日:離脱したクロード・ジョセフ首相が14日間大統領に就任するが、米国の支持を受けたアリエル・ヘンリーを支持して退陣。暗殺の2日前、モイーズ大統領はヘンリーを首相に指名していた。
  • 2021: ギャングは首都ポルトープランスを破壊し始める。
  • 2024年3月:ヘンリーはハイチの首都の秩序を回復するため、1,000人の軍隊を派遣する協定に署名するためケニアに向かうが、治安上の懸念から帰国できず。人肉を食べるギャングのリーダー "バーベキュー "が政権を奪取する構えで、ギャングの抗争が続く中、ヘンリーはプエルトリコに取り残される"

カリブ海の島国ハイチのアンリ首相(74)は11日、辞任する意向を示した。

同国ではギャングによる犯罪が横行し、治安が急激に悪化している。周辺諸国の地域共同体「カリブ共同体(カリコム)」はこの日、ジャマイカの首都キングストン緊急会合を開き対応を協議した。

米政府はかねてより、アンリ氏に「政治的移行」を要請。暴動を起こした武装ギャング集団もアンリ首相の退陣を求めていた。

アンリ氏はビデオ演説で「私が率いる政府は(移行)評議会が設置された後、直ちに辞任する」と述べた。

アンリ氏に代わって2名のオブザーバーと7名の投票メンバーからなる大統領評議会が設置される。評議会メンバーには民間セクターや市民からの代表、宗教指導者が含まれる。

評議会は暫定首相を速やかに任命することが義務付けられており、ハイチの次期選挙に出馬する意向のある者は参加できない。

ブリンケン米国務長官はカリブ共同体会合で、ハイチの治安回復を支援する国連主導の多国籍部隊に追加で1億ドルを拠出すると表明した。

カリブ海の島国ハイチでは、ギャングが刑務所を襲撃し、およそ4000人が脱獄したと見られるなど、国内の治安が急激に悪化する中、事態の収拾を図るため首相が辞任することになりました。

ハイチで急速に悪化する治安情勢への対応を協議するため、カリブ海の周辺国でつくるCARICOM=カリブ共同体の国々や支援国などが参加して11日、ジャマイカで緊急会合を開きました。

会合のあと、議長を務めるガイアナのアリ大統領は、ハイチのアンリ首相について「暫定政府の評議会を設立して仮の首相を指名したあと、辞任することになる」と述べました。

ハイチでは、3年前に当時の大統領が武装グループに殺害され、大統領から生前に指名を受けていたアンリ氏が選挙を経ずに首相に就任しました。

今月2日にはギャングが国内最大規模の刑務所2か所を襲撃して、およそ4000人の囚人が脱獄したとみられるほか、空港も攻撃を受けて閉鎖され、アンリ首相はアメリカの自治プエルトリコから帰国できなくなる事態となっていました。

アンリ首相はみずからの辞任についてSNSに動画を投稿し「ハイチは民主制度を再建する必要がある。すべてのハイチ国民が冷静になることで、国に一刻も早く平和や安定を取り戻せるよう全力を尽くしてほしい」としています。

ブリンケン米国務長官は11日、ギャングによる犯罪が横行するカリブ海の島国ハイチの治安回復を支援する国連主導の多国籍部隊に追加で1億ドルを拠出すると表明した。3300万ドルの人道支援も提供する。

部隊への米拠出額はこれで3億ドルになる。

国連報道官によると、11日時点で国連の専用信託基金への入金額は1100万ドルに満たず、治安悪化を受けてハイチ政府が非常事態を宣言した3日以降、新たな入金がないという。

ブリンケン氏は訪問先のジャマイカで、ハイチにとって「重大な局面だ」とし、進展に期待を示した。

米政府当局者はハイチで2016年以来となる選挙への道を開く暫定評議会の設立を目指し、カリブ共同体(CARICOM)諸国やハイチの政党、民間セクター、市民社会、宗教団体などと協議を行っている。

国務省当局者によると、国外にとどまるハイチのアンリ首相は11日のCARICOMとの協議にオンラインで参加したという。

国務省のミラー報道官は、ケニア主導の多国籍治安部隊の迅速な配備を目指すと述べた。

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