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バイデン大統領は最近、一般教書演説でスナック菓子を取り上げた最初の大統領として歴史に名を刻んだ。スナック菓子を使ってシュリンクフレーションという現象を説明したのだ。シュリンクフレーションは、企業が値上げを避けるために商品の販売量を減らすことで起こる。バイデン大統領は、価格もパッケージの大きさも変わらないので、消費者の多くは、チップスやクッキーなど、シュリンクフレーションの影響を受けた商品が少なくなっていることに気づかないだろうと企業は期待していると指摘した。

バイデン大統領は、いわゆる穏健派のボブ・ケイシー上院議員ペンシルベニア州)がスポンサーとなり、パッケージの中の商品の量を減らす企業を取り締まる法案を可決するよう議会に呼びかけた。バイデンと議会の盟友たち、そしてメディアの擁護者たちは、これでシュリンクフレーションが止まると考えている。彼らがそう考えるのは、シュリンクフレーションが企業の貪欲さによって引き起こされると考えているからだ。実際には、シュリンクフレーションは連邦準備制度理事会FRB)のドル安による物価上昇に対する合理的な反応である。

企業は、消費者が支払う価格を直接引き上げることなく、製品の製造に必要な材料の価格上昇に対処する手段として、製品の販売量を減らす。連邦準備制度理事会FRB)の政策によって変動する人間の感情が貪欲さだけでない限り、シュリンクフレーションは連邦準備制度理事会FRB)の政策が大きな物価上昇を引き起こしたときにしか起こらないという事実は、こうした問題を論理的に考えようとする人なら誰でも、貪欲な企業ではなくFRBシュリンクフレーションを引き起こしていることを示すはずだ。

シュリンクフレーションを連邦犯罪とすれば、より多くの企業が値上げを余儀なくされるだろう。そうすれば米国民は、連邦準備制度理事会FRB)による物価インフレが生活水準にどのような影響を与えているかを、より正確に把握できるようになる。シュリンクフレーションを定量化することは不可能である。シュリンクフレーションの存在は、インフレの影響が消費者物価指数の報告する過去1年間の物価上昇率3.2%をはるかに上回っていることを示している。連邦準備制度理事会FRB)の金利引き上げは、政府の操作した統計が見せているほど、物価インフレ対策として有効ではなかった。

もしバイデンがインフレを止めたいのなら、連邦政府の支出を減らし、35兆ドルを超える国家債務を減らすことから始めるだろう。これらの措置によって、連邦準備制度理事会FRB)は借入コストを低く抑えるために連邦債務をマネタイズする努力を減らすことができるだろう。

残念なことに、しかし驚くことではないが、バイデン大統領の2025会計年度予算案は歳出削減に失敗している。また、今後10年間、毎年2兆ドル近い借金をすることも提案している。議会共和党は、バイデン大統領の「大型支出予算」は到着早々に死んだと宣言しているが、実際のところ、ごく少数の例外を除いて、共和党議員も民主党議員同様、福祉・戦争支出にはまっている。そのため、共和党員の多くは、実質的な歳出削減のために戦うのではなく、バイデンと民主党に歳出増加率の1~2%削減に同意させることで、過剰な歳出問題を解決したかのように装っている。

政府を縮小する動きは、今後も拡大し続けなければならない。この政府縮小の目標を達成するために、議会は支出を削減しなければならない。議会はまた、Audit the Fed法案を可決し、ビットコインや貴金属などの競合通貨を合法化しなければならない。連邦議会はまた、連邦準備制度理事会FRB)が連邦債を購入することを禁じることで、政府に身の丈にあった生活を強いる法案を可決しなければならない。

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