https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は20日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で台湾が実効支配するイトゥアバ島(台湾名=太平島)の周辺に中国が「巨大な」軍事基地を建設したと指摘した。ただ平和的解決を模索する方針も示し南シナ海の緊張をさらに高めることは望まない姿勢を示した。

歴代の台湾総統は太平島を訪問しているが、蔡英文総統はまだ訪れていない。与野党議員の一部からは蔡総統が5月の退任前に同島を訪問し、台湾の主権を主張すべきとの声が出ている。
呉外交部長は、蔡氏の訪問を求める声について記者団から質問され、太平島が台湾に属することに疑いはなく、当局はこの島の主権を守ることになると述べた。

南シナ海の領有権問題では中国とフィリピンの対立が最近深刻化しているが、太平島周辺の状況も緊迫していると指摘。

「中国は既に、太平島を囲む3つの島(スビ礁、ファイアリー・クロス礁、ミスチーフ礁)に非常に巨大な南シナ海軍事基地を建設している。これらは全て太平島にかなり近い」と述べた。

その上で「対立が深刻化する中、台湾は南シナ海問題を平和的手段で解決する方法を考えなければならない」とし、詳細には踏み込まず、機会があれば「最善の方法」を用いて太平島の領有権を示すだろうと述べた。

太平島には、軍輸送機が発着できる滑走路がある。中国が実効支配する近隣の島に比べれば防御は手薄だが、いまのところ中国軍は静観している。

台湾は南シナ海の北側に位置する東沙諸島プラタス諸島)も実効支配する。この周辺では中国軍が定期的に演習を行っている。

香港でスパイ行為など国家の安全を脅かす行為を取り締まる「国家安全条例案」が可決されたことを受けて、国際機関や各国からは懸念の声が相次いでいます。

香港の議会にあたる立法会は19日夜、「国家機密」を盗むことやスパイ行為、外国勢力による干渉などを国家の安全を脅かす行為として禁じる「国家安全条例案」を全会一致で可決しました。

これを受けて、国際機関や各国からは懸念の声が相次いでいます。

国連人権高等弁務官事務所は19日、条例の規定があいまいで政府に批判的な声をあげる人や、報道機関、人権活動家などが恣意的(しいてき)に標的にされる可能性があると指摘しました。

そのうえで、「このような法案が十分な時間や議論をへずに可決されたことは、香港の人権を後退させる一歩だ」と懸念を示しています。

また、イギリス外務省も「香港の人たちの自己検閲を定着させ、言論や集会、報道の自由をむしばむことになる」としたうえで、香港政府に対し、基本的な人権や自由を尊重するよう求めました。

このほか、EUヨーロッパ連合は、香港に暮らす外国人や外国の企業に甚大な影響を及ぼす可能性があるとしたうえで、「世界的なビジネスの中心としての香港の魅力に疑問符がつく」として、ビジネスへの影響に懸念を示しました。

d1021.hatenadiary.jp

オーストラリアのウォン外相は20日、中国の李強首相による年内の豪州訪問に向けて両国が準備すると明らかにした。王毅外相とキャンベラで会談後に述べた。会談では人権や関税、地域の安全保障について協議したという。中国外相の訪豪は2017年以来。

ウォン氏は会談の冒頭で「中国で拘束されている豪市民、人権、海洋安全保障、太平洋やロシアのウクライナ侵攻、中東の紛争など地域および世界的な問題について率直な話し合いを楽しみにしている」と述べた。

会談後の記者会見では、李首相の訪豪に向けて両国が取り組むとし、相互理解を深めるため対面外交の重要性を強調した。

また、両国が太平洋や気候・エネルギー協力に関する対話を深めると述べた。

海上での危険な行為に対し深刻な懸念を示すとともに、台湾海峡や地域の平和と安定を望むと表明した」とし、南シナ海での中国海軍との摩擦に言及した。

中国の豪州産品への関税については、ワインの関税を撤廃する暫定案が示されたが、牛肉やロブスターも撤廃も望むとした。ニッケル市場の変動についても話し合ったと明らかにした。

中国外務省の声明によると、王氏は豪州が市場経済の原則を守り、中国企業に差別的でないビジネス環境を提供するため実際的な措置を取ることを望むと述べた。

中豪関係は正しい軌道にあり、後戻りすべきでないとしたほか、独立性が必要とも指摘。豪州の外交政策が米国との戦略的同盟関係に支配されているという中国の見解に言及したものとみられる。

王氏はさらに、相互尊重を堅持し、相違があっても共通点を追求し続けることなどの重要性も強調した。

王氏はアルバニージー首相とも会談するほか、企業、大学、シンクタンクの代表者らと非公開会合を開く。親中国派のキーティング元首相とも会談する。キーティング氏は米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS」の下で原子力潜水艦を導入する計画を批判している。

#豪中

d1021.hatenadiary.jp

太平洋島しょ国の国防相らによる会合に出席するため日本を訪れているミクロネシアバカランド司法相代行がNHKのインタビューに応じ、中国が南太平洋地域で影響力を強めていることについて「さまざまな見方があると思うが、経済的な協力関係という観点で国民に利益をもたらす」と述べ、中国との関係を重視する考えを示しました。

20日午後、都内でインタビューに応じたミクロネシアバカランド司法相代行は「日本は太平洋島しょ国にとって重要なパートナーだ。多くの分野で協力できる」と述べました。

その上で「わが国は広大な排他的経済水域に広がる607の島々からなり、国境を越えた犯罪や違法操業の取締りなどを考えなければならない」として海上保安能力の強化などで日本の支援に期待を寄せました。

一方、南太平洋地域では中国が投資や支援を進めるなどして影響力を強めていることに周辺国から懸念の声が上がっています。

その中国との関係についてバカランド司法相代行は、ミクロネシアも中国と国交を結び、道路などのインフラ整備で支援を受けているとした上で「中国との関係は大切で、強固な関係を築いている。さまざまな見方があると思うが、経済的な協力関係という観点で国民に利益をもたらす。その良さに着目するようにしている」と述べ、経済的な重要性から今後も中国との関係を重視する考えを示しました。

#オセアニア


#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

d1021.hatenadiary.jp