比の「違法」座礁軍艦、南シナ海のサンゴ礁に悪影響=中国報告書 https://t.co/WbuTVCKKVc
— ロイター (@ReutersJapan) July 8, 2024
中国自然資源省は8日、南シナ海のセカンド・トーマス礁(中国名・仁愛礁、フィリピン名・アユンギン礁)にフィリピン軍艦が「違法」に座礁しており、周辺のサンゴ礁の生態系に「深刻なダメージ」を与えているとする報告書を公表した。
フィリピンは1999年、海洋権益主張を強化するため意図的に軍艦をセカンド・トーマス礁に座礁させた。軍艦には兵士が駐留している。
報告書は、フィリピンが座礁軍艦を撤去して汚染源をなくし、サンゴ礁の生態系に害を及ぼし続けないようにすべきと提案している。
フィリピン側から今のところコメントは出ていない。
フィリピンは昨年、南シナ海の排他的経済水域(EEZ)内で中国がサンゴ礁を破壊したとして、法的手段を模索していると表明した。
中国とフィリピン 領有権争う南シナ海のサンゴ被害 双方が調査https://t.co/vSuzhBpzWR #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 8, 2024
中国政府はフィリピンと領有権を争う南シナ海の岩礁でフィリピン側が意図的に軍艦を座礁させている影響でサンゴが大幅に減少しているなどとする報告書を公表しました。一方、フィリピン側も中国の埋め立てによるサンゴへの被害を調べています。
両国はフィリピンが南シナ海で実効支配するセカンド・トーマス礁をめぐって互いに主権を主張し、対立しています。
中国の自然資源省が8日公表した報告書によりますと、調査はことし4月から6月にかけてセカンド・トーマス礁、中国名、仁愛礁で行われたとしています。
岩礁の北側にはフィリピンが1999年に意図的に座礁させた軍艦が今もそのままとなっていて、兵士が常駐する拠点として活用されています。
報告書では軍艦の半径400メートルの海底を調査した結果、13年前と比べサンゴが覆っている面積が87%余り減少し、ほかの海域よりも大幅に減っているとしています。
また、軍艦の腐食や乗組員の生活排水などで周辺海域の水質も悪化しているとしています。
報告書には海底に捨てられたとみられる漁網や、フィリピン産と書かれたゴミなどの画像も掲載されています。
一方、フィリピン政府も南シナ海の別の海域で中国が埋め立てを行っていると主張し、サンゴへの被害などを調査しています。
フィリピン政府 中国政府の報告書を否定する声明
フィリピン政府は9日、中国政府の報告書を否定する声明を発表し、「虚偽であり、誤った方向に導く典型的なやり方だ」と指摘しました。
その上で、中国こそが違法な漁業などによって南シナ海でさんご礁に深刻な被害を与えていると反論し「中国の国営メディアやいわゆる中国の専門家がフェイクニュースや偽情報を広めている」と指摘し警戒するよう呼びかけました。
d1021.hatenadiary.jp
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