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11日朝のニューヨーク外国為替市場で、6月の米消費者物価指数(CPI)の発表直後に円が対ドルで急上昇し、一時2.7%高の157.4円を付けた もっと見る 。テレビ朝日は日本の政府関係者の話として、政府・日銀が為替介入を実施したと伝えた 。

時事通信によると、神田真人財務官は11日夜、財務省内で記者団に対し、為替介入の有無について「何もコメントする立場ではない」と語った。ロイターは財務省に問い合わせたが、現時点で回答を得られていない。

市場関係者の間では、6月の米CPIを受けてドルが売られたとの見方も出ている。労働省が朝方発表した同指数は前月比でマイナス0.1%と予想外に低下した。前年比は3.0%の上昇だった 。

歴史的な円安局面が続くなか、外国為替市場では11日夜、円相場が4円以上、円高方向に動く場面がありました。市場では、政府・日銀による市場介入が行われたのではないかという見方が強まっていて、12日の東京市場でも荒い値動きが続いています。

外国為替市場では、日本時間の11日夜発表されたアメリカの先月の消費者物価指数の上昇率が市場の予想を下回ったことをきっかけに円を買ってドルを売る動きが急速に強まり、一時、1ドル=157円台前半まで4円以上、値上がりしました。

市場関係者の間では、政府・日銀による市場介入が行われたのではないかという見方が強まっていて、12日の東京市場でも円相場は一時、1ドル=159円台まで値を戻したあと、再び1円以上、急速に円高方向に動く場面もあるなど荒い値動きが続いています。

鈴木財務大臣は、閣議のあとの記者会見で「介入については、有無も含めてコメントは控えるというのが基本的立場だ」と述べるにとどめた一方、為替相場の動きについて「急激な変化は望ましくないし、特に一方的動きには懸念を持っている」と述べて、市場の動きをけん制しました。

市場関係者は「政府・日銀は介入の有無について明らかにしていないが、投資家の間では市場介入が行われたとの見方が強まっている。一方、その後は円を売る動きも出ていて、歴史的な円安に歯止めがかかるかは不透明だ」と話しています。

鈴木財務相 市場をけん制「一方的動きに懸念」

外国為替市場で政府・日銀が市場介入に踏み切ったという見方が出ていることについて、鈴木財務大臣は12日の閣議のあとの記者会見で「介入については、有無も含めてコメントは控えるというのが基本的立場だ」と述べるにとどめました。

その上で鈴木大臣は、歴史的な円安水準が続く為替相場の動きについて「為替の水準はファンダメンタルズ=経済の基礎的条件を反映して市場で決定されるものと考えている。そうした中で安定的に推移することが望ましく、急激な変化は望ましくないし、特に一方的動きには懸念を持っている」と述べ、市場の動きをけん制しました。

財務省 神田財務官 市場の動きをけん制

財務省の神田財務官は12日午前8時すぎ記者団の取材に応じ、11日夜、市場介入を行ったか問われたのに対し「きのうどうしたかについて答えることはしない」と述べました。

その上で、このところ外国為替市場で進んでいる円安の動きについて「さまざまなデータを見ても相当の部分が投機ではないかと考えるのが自然で、それで国民生活が脅かされるとしたら問題だと考えている」と述べて市場の動きをけん制しました。

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