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金の延べ棒の価値が初の100万ドル(約1億4700万円)に達した。

  歴史的な節目を達成したのは、金スポット価格が1オンス当たり2500ドルを突破し、過去最高値を更新した先週16日。金の延べ棒は通常、重さが約400オンスで、その価値は100万ドルを超えた。

  ロンドン貴金属市場協会(LBMA)によれば、通常重さが約400オンスある金の延べ棒には、350オンスから430オンスの純金が含まれている。個人投資家はまた、サイズが小さく値段も手頃な金の延べ棒をコストコで購入することもできる。

  ブルームバーグコンサルタント会社メタルズ・フォーカスのデータを用いて計算したところ、中央銀行による金売買は今年上期で483.3トンの買い越し。金の延べ棒4万本近くに相当する。金価格が今年著しいペースで上昇してきた背景には、こうした中銀の購入と、米金融政策が緩和に転じるとの期待があった。

原題:Gold Bars Are Worth a Million Dollars for the First Time(抜粋)

#金#gold(延べ棒・100万ドル)

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【スーパーなどのお米不足について】

スーパーなどでお米が少なくなっていて不安という方々もおられると思います。

農林水産省に、今の状況をどう把握しているのか、どのように対策をとる予定なのか、聞き取りを行いました。
以下は、農林水産省の見解の概要です。

🔹お米について「全国的には在庫はある」とのこと。

🔹南海トラフ地震、台風などへの備えで、いつもよりも多めに買っておこうということで、スーパーなどで不足しているのではないか、と見ているようです。

🔹外食産業で、不足とは聞いていないとのこと。

🔹2週間、3週間待っていただくと、新米が流通して、店頭にも並ぶこととなるので、それまで、しばらくはパックのお米で過ごしていただくか、他の食べ物でお過ごしいただくか、少し高い値段で買うかも含めて「冷静な判断をしていただければ」とのこと。

🔹6月末の段階で、お米の在庫は150万トンあったとのことで、1か月60万トンが消費されると見積もると7月、8月分のお米は、まかなえると考えていたとのこと。

🔹もともとこの時期は、暑くて、そうめんなどを食べるため、お米が売れないというのが通常だったこともあり、在庫をそれほど持っていない中、急に需要が増えたためにスーパーなどで不足が生じているのではないか、とのこと。

🔹政府の備蓄米を出してはどうか、とのお話もあるが、備蓄米を出すとお米の値段が下がって、お米の農家の方々への影響が出てしまうことから慎重に考えているとのこと。
⬆️そもそもお米農家の方々が食べていけないような収入しかなく、泣いておられるので、お米の農家の方々が食べていける施策(価格保障、所得補償)を求めました。

🔹2023年に収穫されたお米は、全国の作況指数が101で平年並。しかし、猛暑の影響などで品質が悪く、平年より製品化しづらい状況にはあったとのこと。

🔹加工用(おせんべい、お味噌など)のお米は、お米の品質の関係で粒が大きく、不足していて、輸入米(ミニマム・アクセス米)を使っていただくという対策をとってきたが、国産のお米が良いという加工業者さんには、一部備蓄米を出して対応しているとのこと。

🔹政府の備蓄米は、年間100万トンで、2年連続不作になっても大丈夫と農林水産省は考えているとのこと。(1か月60万トンの消費となると2か月分しかないが、本当にそれでいいのか・・・。)

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 主食のお米の安定供給、お米の農家の方々を守ることは、国の最重要の課題です。

 消費者の方々も農家の方々も不安になるような状況にならないよう、対策を強化しなければなりません。

「米がどこにもない」

SNSにはコメが手に入りづらいという反応が数多く見られます。
実際に在庫がなくなって販売できない直売所も。
今後、どうなるのでしょうか?

直売所でコメ販売できず 福井
全国的なコメ不足の影響で福井市のコメの直売所では今月中旬に白米の在庫がなくなり、販売できない状況が続いています。

福井市風巻町にあるJAのコメの直売所では、先月以降、首都圏や関西圏からの注文が大幅に増えたことに加え、コメ不足を懸念して買い求める客もいたということです。
そのため、店では袋売りをやめ量り売りにして、対応してきましたが、今月10日ごろに去年産の白米の在庫がすべてなくなり、販売できない状況が続いているということです。

コメを買いに来た80代の男性
「都会ではコメがないとニュースで見ましたが、米どころの福井でも売っていないのは驚きです。仕方ないので新米が出回るまで待とうと思います」

福井県では、21日からことしの新米の出荷が始まりますが、JA福井県は安定してコメを確保するため、生産者に前もって支払う金額を去年から4割あまり引き上げる対応を取っています。このため、新米の店頭価格は去年の3割から4割ほど値上がりする可能性もあるということです。

直売所の上野誠さん
「白米の在庫がなくなるような事態は初めてでとても驚いています。新米を多めに入荷する予定なので、安心して買っていただきたいです」

「米がない」投稿相次ぐ

SNSではいま、コメが手に入りにくいといった投稿が相次いでいます。

Xでは
「職場最寄りのスーパーも見たけど、ほんとに米が無い。もち米しか売ってない。玄米までなくなった」
「本当に店にお米がないし、あっても高い」
などと米が手に入りにくい状況についての投稿が目立ちます。

なかには
「スーパー行ったら見事にミネラルウォーターとお米の棚が空になってた」
「米がどこにもない ずっと麺食べてる」

といった投稿も見受けられました。

グーグルでこの1か月、「米」といったことばの人気度の動向を調べると、「米不足」「米ない」などと検索されていて、その数は8月以降、増えています。

今月8日には「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が出されましたが、「米」や「米不足」といったことばは今月半ば以降さらに増えていて、関心の高まりがうかがえます。

コメの在庫は過去最少に

コメの現状をデータでみていきます。

農林水産省によりますと、6月までの1年間の主食用のコメの需要は、702万トンと前の年より11万トン増え、10年ぶりに増加に転じました。

農林水産省は、インバウンドが好調だったことに加え、パンや麺など、ほかの食料品に比べると値上がりが緩やかだったことなどから、需要が伸びたのではないかとしています。

これに伴って、民間での在庫も減っていて、6月末の時点では、156万トンと前の年の同じ時期より41万トン、率にして20%減って、記録を取り始めた平成11年以降では、最も少なくなりました。

去年の猛暑などの影響で供給が見込みより少なかった一方、消費は順調で、その結果、在庫が今まででもっとも少なくなり、品薄になっています。

ただ、農林水産省「主食用のコメの需給がひっ迫している状況ではない。消費者は安心してほしい」と説明しています。

コメ 品薄の背景は?1.猛暑で品質低下 2.コロナ禍からの回復 詳しくは特集で

「新米を早く消費者に」滋賀 高島

関係者も、もう少しで新米が本格的に出回るので「焦らなくても大丈夫だ」と口をそろえます。

関西の米どころといわれる滋賀県では、20日から新米の出荷が始まりました。

滋賀県高島市では、「近江米」のうち早場米の「ハナエチゼン」の栽培が盛んで、今月中旬から収穫が行われています。

20日は農協の検査場に収穫されたばかりの新米、およそ27トンが集められ、検査員が専用の器具で袋からコメを抜き取って、粒の大きさや色、それにひび割れがないかなどを確かめていました。

ことしは猛暑による影響もほとんどなく、検査されたコメはすべて最も品質がよい「1等」の評価だったということです。

生産農家 大森重俊さん

「去年の猛暑の影響でいま、各地で米不足だと聞いているので、おいしい新米を早く消費者に届けたい」

農林水産省「品薄状態も解消に向かうとみられる」

農林水産省は、「例年、8月は、新米の本格的な出荷シーズンを前に、1年の中では、コメの在庫が最も少なくなる時期ではあるが、全国的に見れば、必要な量は確保できている。ことしのコメの生育状況は順調で、新米が流通するようになれば、一部の品薄状態も解消に向かうとみられるので、買いだめなどはせず、ふだんどおりにコメを買い求めて欲しい」と話しています。

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大阪の堂島取引所でコメの先物取引が本格的にスタートし、20日、式典が開かれました。取り引きが活発化し、コメの価格の透明性向上につながるか注目されます。

コメの先物取引は、江戸時代に大阪で始まり、1939年にいったん廃止されたあと、堂島取引所の前身の組織が2011年に試験的に再開させましたが、取り引きが低調で去年、再び廃止されました。

取り引きの復活に向け、市場を開設する国の認可を受けたことから、20日大阪市内で本格的なスタートを祝う式典が開かれ、堂島取引所の有我渉社長は「日々、値段が見えるので、生産者や消費者などに参照してもらってうまく使ってもらいたい」と述べました。

主食用のコメの価格をめぐっては、JAなどの集荷業者と、卸売業者の間の相対で決まるのが主流となっていて、価格決定の透明性が不十分だという指摘が上がっています。

これに対して先物取引の市場はオープンな場で価格が決まることから、透明性の向上につながることが期待されています。

また、先物取引は将来のコメの価格を予想してあらかじめ取引を行うことから、農家にとっては将来の収入の目安となり安定した経営につながるほか、消費者にとっても今後の価格の指標になることが期待されています。

SBIホールディングス 北尾社長「透明性に資する」

堂島取引所の大株主で、傘下のSBI証券が取り引きに参加するSBIホールディングス北尾吉孝社長は「コメの価格は生産側と卸売業者の相対で決めているため透明性が課題だったが、ベンチマークとして活用できるので、透明性に資するものだと思う。さらなる取り引きの活性化に期待したい」と述べました。

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80代以上の人たちの預金や株式などの金融資産が高い水準にあることが、内閣府の分析で分かりました。60代前半との差が15%程度にとどまり、長寿に備えた節約志向の高まりが背景にあるとしています。

内閣府は、2019年の総務省の「全国家計構造調査」をもとに、世代ごとに預金や保険、株式などの金融資産の額を分析しました。

それによりますと、80代前半の金融資産の額は平均で1564万円、85歳以上は1550万円となっています。

世代別で金融資産が最も多いのは、退職金を受け取る人が多い60代前半で、平均で1838万円となっていますが、80代の世代との差は15%程度にとどまっています。

内閣府は、高齢者の間で長寿に備えて金融資産の取り崩しを控える動きや、将来への不安から子どもに財産を残したいという意向が背景にあると見ています。

そのうえで、高齢者の間で節約志向が強まれば、消費を下押しする可能性もあるとして、高齢化に対応した持続可能な年金制度の整備や、若年層への資金移転を促すための税制の充実などが求められると指摘しています。

東京株式市場で日経平均は、前営業日比674円30銭高の3万8062円92銭と反発して取引を終えた。米国市場での株高や為替の円安を追い風に、半導体関連やハイテク株を中心に堅調に推移。後場にかけてドル/円が147円台を回復する中、株価も一段高となった。

日経平均は459円高で寄り付いた後も徐々に水準を切り上げ、午後には一時847円高の3万8236円39銭に上昇した。25日移動平均線(3万7623円04銭)をしっかり上回って上昇に弾みがつき、先物の断続的な買いも観測された。

市場では「米株が崩れておらず、出遅れ感のある日本株の戻りが強くなった」(三菱UFJアセットマネジメントの石金淳チーフファンドマネジャー)との声が聞かれた。東証プライム市場の値上がり銘柄数は9割と幅広く買われた。

米国市場での半導体株高を受け、指数寄与度の高い半導体関連株が堅調に推移し、相場の上昇をけん引した。ドル/円は朝方に一時145円後半に弱含んだが、午後にかけて147円前半へと徐々に持ち直し、輸出関連株を中心に支えになった。

一方、3万8000円台は累積売買代金が積み上がるゾーンで、しこりも意識されてくる。先行きの米国での早期利下げへの思惑がある中、「金利低下による円高プレッシャーがかかってくると見込まれ、株価の上値は抑えられやすくなってくるのではないか」(三菱UFJAMの石金氏)との見方もあった。

TOPIXは1.11%高の2670.54ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.11%高の1374.45ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆9630億9200万円だった。東証33業種では、値上がりはパルプ・紙や陸運、非鉄金属など31業種、値下がりは銀行と小売の2業種だった。

寄与度の高いファーストリテイリング(9983.T), opens new tabに加え、ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabや東京エレクトロン(8035.T), opens new tab、アドバンテスト(6857.T), opens new tabといった半導体関連、ハイテク株が堅調となり、4銘柄で指数を270円程度押し上げた。一方、前日にストップ高まで買われたセブン&アイ・ホールディングス(3382.T), opens new tabが大幅安だった。味の素(2802.T), opens new tabは軟調だった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3.72%高の634.78ポイントと3日続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1488銘柄(90%)、値下がりは128銘柄(7%)、変わらずは30銘柄(1%)だった。

日本株が落ち着きを取り戻しつつある中、日経平均は3万8000円台の攻防が激しくなりそうだ。影響力の大きい海外短期筋がロング(買い)ポジションを本格的に再構築する兆しが指摘されており、累積売買代金の多いゾーンを突破するだけの売買エネルギーが盛り上がるかがカギとなりそうだ。

<CTAの買いポジション、平時の7割>

JPモルガン証券の高田将成クオンツ・ストラテジストは海外短期筋の一角である商品投資顧問業(CTA)について「想定よりも早いタイミングで日経平均先物ロングの復元に動き始めたようだ」と指摘する。

CTAはトレンド追随型の投資戦略で知られる。株価急落の局面にかけて買いポジションを落とし、足元では平常時の上限の7割程度にとどまると高田氏は試算している。急落後の株価のリバウンド幅が大き過ぎ、3万7000円を上回った辺りからトレンド追随目的に最適な持ち高水準を下回ってきたという。

一方、昨年12月以降、CTAの買いが多かった3万8200円付近を上回ってくると目線が上向きになりやすいという。日経平均との相関を踏まえると、CTAのロングが平時の上限まで復元していくなら「目先は3万7800円─3万9800円のレンジを想定することがひとまず適当だろう」と高田氏は話している。

<一筋縄でいかない3万8000円超え>

もっとも、3万8000円から上方向は需給面から上値が重くなりやすいともみられている。日経平均が4―6月に滞留した水準で、年初からの累積売買代金が膨らんでいる価格帯となり、しこりが残留していると見込まれる。

みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジストによると、3万8000円より上の累積売買代金は約490兆円で、このうち3万8000円ー3万9000円が約230兆円と、最も積み上がっているゾーンとなる。

市場で注目される経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に手掛けにくさが意識される中、日次のプライム市場の売買代金は、4兆円程度での推移が続いている。「強い相場なら株高時に売買代金が増えるが、4兆円程度では力不足。売買代金が膨らみながら株価が上昇するかがポイントになる」と、中村氏は指摘する。

将来の売り需要につながる信用買い残は、直近のピークだった7月26日までの週の約5兆円が、株価急落時に1兆円程度減少した。ただ、16日までの週で3.8兆円程度と依然として高水準にとどまっている。

三菱UFJアセットマネジメントの石金淳チーフファンドマネジャーは、3兆円程度に減れば整理が進んだといえるとしながら「需給面の整理は道半ば」とみており「4万円に近づくにつれて戻り待ちの売りが出やすい」と話している。

海外短期筋も一枚岩ではなく「半身」の姿勢のようだ。JPモルガンの高田氏は「買いポジションの復元は、序盤の試し打ちの局面だろう。ジャクソンホール会議や8月分の米雇用統計を見極めたいとの声も聞かれる」と指摘する。

薄商いの中で海外短期筋の買いポジション再構築の動きが広がるなら、株価はスルスルと上昇し得る一方、商いを伴わなければ短命の株高となり得る。みずほの中村氏は、目先は「往来相場だろう」とみている。

世界最大の金購入国である中国の消費者は、記録的な価格と持続的な景気減速が響き、先月も金購入を手控えた。

  20日に公表された税関データによると、中国の7月の金輸入量は前月比24%減の44.6トンと、ここ2年余りで最低となった。6月は前月比で58%減となっていた。

  1月にピークに達した中国の旺盛な金需要は1オンス当たり2500ドル(約36万7000円)を突破した金スポット価格上昇の主要因の一つだった。景気減速が続いた場合、さらなる価格上昇はより困難になる見込み。

  金の高騰をけん引してきたのは安全資産としての需要と、米金融当局が間もなく利下げに踏み切るのではないかとの楽観的な見通し、そしてアジアの消費者と中国人民銀行など世界の中央銀行の購入だった。

  中国の金輸入の急激な落ち込みは価格高騰と景気減速という2つの打撃が中国の購買層にどれほど深刻な影響を与えているかを如実に示している。長引く不動産危機と人民元安に打撃を受けた消費者にとって、金は以前ほど手頃な価格でなくなっている。最も大きな打撃を受けたのは、宝飾品などの嗜好(しこう)品購入で、不確実な時代に価値の保全を求める投資家の需要は金の延べ棒やコインに引き続き集中している。

  昨年は金価格が高止まりしていても、成長減速懸念が金需要を押し上げていた。しかしこうした熱狂はほぼ消失した。中国人民銀行中央銀行)も金購入プログラムをここ3カ月停止しており、金相場は下支えの一つを失った格好だ。

原題:China’s Gold Imports Tumble Again as Record Prices Deter Buyers(抜粋)

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#金#gold’(中国)

米国の利下げについて手掛かりを探ろうと、パウエル米連邦準備制度理事会FRB)議長が今週行う講演に注目が集まる中、金は記録的な高値で推移している。

  金は年初来で20%余り上昇し、1オンス=2500ドルを上回っている。パウエル氏は23日、ジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)で講演する。同氏は来月の利下げへの転換をあらためて示唆すると見込まれているが、市場はその後の金利軌道に注目する。

  投資家はまた、米国で22日に発表される失業保険統計も注視している。米金融当局は経済成長を損ねることなくインフレを抑制しようとしており、統計内容が金融政策に影響を与える可能性がある。利息の付かない金にとって、低金利はより有利な環境となる。

参考記事:2500ドル突破の金価格、今後の見通し形成する5つの鍵

原題:Gold Steadies Above $2,500 Ahead of Powell’s Jackson Hole Speech(抜粋)

ドイツ海運大手ハパックロイド(HLAG.DE), opens new tabのロルフ・ハッベン・ヤンセン最高経営責任者(CEO)は19日のオンライン記者会見で大西洋航路のコンテナ輸送動向について、顧客の在庫補充や米国の港湾でストライキに突入する懸念を背景に、足元で持ち直しているとの見解を示した。

海運アナリストは、米国の港湾労働者と運営会社間の労使交渉が期限の9月末までに妥結に至らずストに突入するかどうかを注視している。

ハッベン・ヤンセン氏は「顧客の間では9月末の労使交渉期限を控え、商品の輸送を前倒しする動きがある」と指摘。在庫補充も大西洋航路の需要を高める要因になっていると説明した。

同氏は、昨年に金利上昇を背景に低下していた米国の在庫水準は通常に戻りつつあると付け加えた。

トランプ前米大統領は大統領選で当選すれば輸入関税を引き上げると表明しているが、ハッベン・ヤンセン氏は、このリスクを理由に米国への輸出を前倒しする動きはまだ見られないと話した。

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