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イスラエルのガラント国防相は16日、オースティン米国防長官と電話会談し、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラとの対立を外交的に解決する窓は閉ざされつつあると述べた。

イスラエル側の発表文によると、ガラント氏はヒズボライスラム組織ハマスと結び続ける限り、「軌道は明らかだ」と語った。

また、同氏はイスラエルを訪問したアモス・ホッホシュタイン米特使との同日の会談では、イスラエル北部から避難している住民を自宅に戻すには軍事行動しかないと述べたという。

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イエメンの親イラン武装組織フーシ派の幹部は16日、同組織による攻撃を止めようとする米国がイエメンの首都サヌアにおけるフーシ派政権の承認を申し出てきたと明らかにした。一方、米国はこの情報を否定している。

前日にはフーシ派が発射したミサイルがイスラエル中部に初めて到達した。

フーシ派政治局メンバーのモハメッド・ブカイティ氏はアルジャジーラ・ムバシャーTVに対し「われわれの作戦実行後にはいつもやり取りがある」と述べた。

一方、米政府当局者は匿名を条件に、フーシ派の主張を「全くのでっち上げ」と指摘。これとは別に米国務省当局者は「フーシのプロパガンダが真実であったり、ニュース価値があることはほとんどない。このような報道は彼らの誤った情報に信頼性があるように見せかけるものだ」と述べた。

イエメンは長年内戦に陥っており、2014年にはフーシ派がサヌアを掌握。国際的に承認された政府は臨時首都に追いやられている。米国は今年1月、フーシ派をテロ組織に再指定した。

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イスラム組織ハマスのシンワル最高指導者は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるイスラエル中部へのミサイル攻撃を称賛し、敵へのメッセージになるという認識を示した。フーシ派運営のテレビ局が16日報じた。

15日、フーシ派が発射したミサイルがイスラエル中部に初めて到達した。イスラエルのネタニヤフ首相はフーシ派が「重い代償」を払うことになると警告した。

シンワル氏はフーシ派のアブドルマリク・フーシ指導者に宛てた書簡で「敵地の奥深くまで到達した成功を称える」と述べた。さらに、過激派グループを無力化するイスラエルの計画は失敗したとし、「われわれは長期にわたる消耗戦を戦う準備ができている」と言明した。

イランのペゼシュキアン大統領は16日、米国がイランを敵視しない姿勢を実際に示せば、イランは米国と直接交渉する可能性があると言明した。

ペゼシュキアン大統領は、2015年のイラン核合意の復活に向け、米国と直接交渉を行う用意があるかという記者団からの質問に対し、「われわれは米国に対し敵対的ではない。米国が実際に歩み寄りを示すことで、われわれに対する敵意を終わらせるべきだ」と応じた。

また、イランがミサイル計画を放棄することはないとも表明した。イスラエル軍によるパレスチナ地区ガザへの攻撃が続く中、イランの安全保障のために抑止力が必要と述べた。

ペゼシュキアン大統領は「われわれがミサイルを持っていなければ、イスラエルはガザと同様、いつでもイランを爆撃するだろう」とし、「イランに要求する前に、まずイスラエル武装解除すべき」という見解を改めて示した。

イランで欧米との関係改善を掲げてことし7月に就任したペゼシュキアン大統領が初めて記者会見を開きました。ウクライナ情勢などをめぐり対立を深めるアメリカに対し、対話の条件としてイランを敵視する政策をやめるよう求めましたが、事態が進展する見通しは立っていません。

イランのペゼシュキアン大統領は、首都テヘランで16日、7月に就任して以来、初めての記者会見に臨みました。

この中で、欧米各国が今月、イランがロシアに弾道ミサイルを供与したと非難し、新たな制裁を発表したことについて「確かに言えるのは私が就任して以来、欧米が制裁を科したくなるようなものは何もロシアに提供していないことだ」と述べ、改めて否定しました。

その上で、アメリカの大統領と今後、直接会談する可能性について問われると、「われわれに敵意はなく、彼らがわれわれの道をすべて閉ざした。まずは彼らが敵意のないことを示さなければならない」と述べ、対話を進める条件としてイランを敵視する政策をやめるよう求めました。

ペゼシュキアン大統領は欧米との関係改善を掲げますが、ウクライナ情勢に加えパレスチナガザ地区の情勢をめぐっても、イスラム組織ハマスの後ろ盾であるイランはイスラエルを支援するアメリカなどと対立を深めていて、事態が進展する見通しは立っていません。

国務省のマシュー・ミラー報道官は16日、ガザ紛争の停戦に向けた修正案提示に向け、米国は仲介役のエジプトおよびカタールと、引き続き協議中だと述べた。

当局者は数週間前から、昨年10月7日にパレスチナイスラム組織ハマスイスラエルから連行した人質の解放を含む合意に向けた新たな提案が間もなく提示されると述べていた。

ミラー氏は記者団に対し、米政府は提案内容について仲介国と協議しており、「当事者が最終合意に達することができる提案」となるよう努めていると語った。具体的なスケジュールは明らかにできないとした。


#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・342日目②)

イスラエルは16日の安全保障閣議パレスチナ自治区ガザでの戦争の目標に、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦で避難を強いられた北部住民の安全な帰還を追加することを決めた。首相府が17日発表した。

首相府によると、戦争の目標に「北部の住民を安全に帰還させること。イスラエルはこの目的を達成するために行動を続ける」という文言を追加した。

安保閣議終了直後、イスラエルの放送局は、ガラント国防相をサール元司法相と交代させる人事についてネタニヤフ首相とサール氏が最終合意に近づいていると報じた。

ガラント氏は、パレスチナ組織ハマスがガザで拘束しているイスラエル人人質とパレスチナ人囚人の交換を含む停戦を推進。一方、サール氏はここ数カ月、政府の戦争政策に批判的で、イランを含むイスラエルの敵に対して断固とした行動をとるべきだと主張し、ガザ停戦に向けたハマスとの取引を批判的な立場を取っている。

ネタニヤフ氏は、4議席を有するサール氏の会派が連立政権に加わることで政治的立場を強化できる。

イスラエルのネタニヤフ政権はガザ地区イスラム組織ハマスを壊滅することなどを目標に掲げ続けている軍事作戦について、隣国レバノンイスラムシーア派組織ヒズボラへの対応を新たな目標に加えることを閣議決定し、戦闘がさらに長期化することも懸念されます。

イスラエルのネタニヤフ政権は去年10月、ハマスによる大規模な襲撃を受けてハマスを壊滅し、人質を取り戻すことなどを目標に掲げてガザ地区での軍事作戦を続けています。

一方、イスラエル北部ではハマスと連帯するレバノンヒズボラとの間で攻撃の応酬が続いていて、地元メディアによりますと、イスラエル側では住民およそ6万人が依然、避難生活を余儀なくされています。

こうした中、ネタニヤフ政権は17日、ヒズボラへの対応を軍事作戦の新たな目標に加えることを閣議決定し、「イスラエル北部の住民を安全に帰還させることを戦争の目標に盛り込んだ。目標達成のため行動を続ける」と発表しました。

16日にはアメリカの特使がイスラエルを訪れ、会談したガラント国防相は「北部の住民を帰還させるために残された方法は軍事行動しかない」と述べ、ヒズボラへの圧力を強める考えを示しました。

アメリカのニュースサイト、アクシオスは関係者の話としてアメリカの特使はイスラエル側にヒズボラとの戦闘を激化させないよう警告したと報じていて新たな閣議決定で戦闘がさらに長期化することも懸念されています。

イスラエル経営者団体「ビジネス・フォーラム」は17日、ネタニヤフ首相に対し、ガラント国防相を解任しないよう求めた。国の分断と弱体化を招くとしている。

これに先立ち、同国の放送局は、ガラント国防相をサール元司法相と交代させる人事についてネタニヤフ首相とサール氏が最終合意に近づいていると報じた。

ビジネス・フォーラムは国内大手企業のトップ200人で構成。戦争中に「次元の低い政治で時間を浪費」すべきではないとし「国防相を解任すれば敵の目にイスラエルの弱体化と映り、国民の分断がさらに深まる」との声明を発表した。

ネタニヤフ氏はサール氏との交渉を否定。サール氏も連立政権との交渉を否定している。

#パレスチナガザ地区ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・343日目①)