大幅利下げ反対したボウマンFRB理事、早計な勝利宣言のリスク指摘 https://t.co/hy8cZi3vxm
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) September 20, 2024
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は、政策金利の0.5ポイント引き下げは、金融当局がインフレとの闘いで早計に勝利宣言したと受け取められるリスクがあると述べた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定。ボウマン理事は0.25ポイントの引き下げを主張し、0.5ポイント利下げの決定に反対票を投じた。政策決定にFRB理事が反対したのは2005年以来。
ボウマンFRB理事が反対票、25bp利下げ主張-理事の反対19年ぶり
ボウマン氏は20日の発表文で「委員会の通常より大きな政策行動は、物価安定の責務における時期尚早な勝利宣言と解釈されかねない」と指摘。「より中立的な政策スタンスに向けて慎重なペースで動くことが、インフレ率を2%目標まで引き下げる上でさらなる進展を確実にすると考える」と記した。
原題:Fed’s Bowman: Big Cut Could Be Seen As Claiming Victory Too Soon(抜粋)
JPモルガンのダイモン氏、米利下げ後もソフトランディングに懐疑的 https://t.co/ga4et941y0
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JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が約4年半ぶりに利下げに踏み切った後でも、米経済ソフトランディングに対する自身の懐疑的な見方は変わらない述べた。
ダイモン氏は首都ワシントンで開催のイベントで、ソフトランディング実現には「他の人より少し懐疑的だ。その確率はより低いとみている」と発言。「実現することを望むが、インフレがそう簡単に収束するかどうかも疑わしい」と語った。
利下げが米大統領選に影響を与えるかとの質問に対しては、ほとんど影響はないだろうと答えた。
FOMCは17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定。いわゆるソフトランディングに向けた政策転換に踏み切った。ダイモン氏は17日に開かれた会議で、0.25ポイントの利下げでも0.5ポイントの利下げでも「衝撃的な出来事にはならないだろう」と述べていた。
原題:JPM’s Dimon Says He’s Skeptical of Soft Landing After Rate Cut(抜粋)
労働市場の冷え込みを認識した50bpの利下げか?8月に解雇された人は過去15年で最高。一方採用された人は過去19年で最低。解雇急増は経済的不確実性の高まりを反映しており企業は経済減速のプレッシャーに直面している。雇用ペースは鈍化し採用計画の数も大幅削減。buckle up! https://t.co/U2E4ZzjFTT
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) September 21, 2024
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