イスラエル軍 レバノンとガザ地区の2方面で攻勢続けるhttps://t.co/pxEtmi9mOc #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 16, 2024
イスラエル軍は16日、戦闘が続くレバノンとパレスチナのガザ地区であわせて160以上の標的を攻撃したと発表するなど、2つの方面で攻勢を続けています。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間の停戦の草案がアメリカから示され、レバノン政府が数日以内に返答すると伝えられる中、圧力を強めているものとみられます。
イスラエル軍は16日、レバノン南部で武器庫や地下トンネルなどヒズボラの多数の施設を破壊したほか、パレスチナのガザ地区でも南部のラファで多数の戦闘員を殺害したと発表しました。
また、レバノンとガザ地区であわせて160以上の標的を攻撃したと主張するなど2つの方面で攻勢を続けています。
イスラエル軍とヒズボラとの戦闘をめぐっては、アメリカが示した停戦の草案に対してレバノン政府が数日以内に返答すると地元メディアなどが伝えています。
一方、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、ヒズボラ側が停戦に応じるよう圧力をかけるためイスラエル軍がレバノン南部での地上作戦を拡大していると報じていて、停戦が実現するかは、依然見通せない状況です。
レバノン政府は、イスラエル軍の攻撃によって、これまでに3452人が死亡したとしています。
また、去年10月から戦闘が続くガザ地区では、これまでに4万3799人が死亡したと地元の保健当局が発表していて、犠牲者が増え続けています。
🇮🇱ガンツ前国防相は中道派で、極右のネタニヤフ首相と対立し、6月に戦時内閣から離脱した。そのガンツ前国防相は、ネタニヤフ首相の個人女医と性的関係を持つところを撮影されており、その女医はネタニヤフに関する秘密情報を彼に教えたとされている。ユダヤ人内も騙し合いと脅迫。 https://t.co/cB1XKTML7W
— J Sato (@j_sato) November 16, 2024
イスラエル軍 ガザ地区で学校を空爆 少なくとも10人死亡https://t.co/cbrwUJCDU1 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 17, 2024
イスラエル軍は戦闘が続くレバノンに加え、パレスチナのガザ地区でも再びイスラム組織ハマスに対する攻勢を強めています。ガザ地区北部では住民の避難先となっている学校への空爆で少なくとも10人が死亡したと伝えられるなど犠牲者が増え続けています。
パレスチナのメディアによりますと16日、北部ガザ市で住民の避難先となっているUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する学校が空爆され少なくとも10人が死亡したということです。
また17日も北部ベイトラヒヤの集合住宅への空爆があり、女性や子どもを含む数十人が死亡したと報じられています。
イスラエル軍は先月から再びガザ地区北部でイスラム組織ハマスに対する地上作戦を拡大していて、地元の保健当局がまとめた去年10月以降の死者は4万3799人に上り犠牲者が増え続けています。
一方、イスラエル軍は隣国のレバノンでもイスラム教シーア派組織ヒズボラへの攻撃を続けていて、16日も首都ベイルート郊外への空爆に加えて南部では地上作戦を展開しています。
イスラエル軍のハレビ参謀総長は16日「われわれはさらに前進し、徹底的な攻撃を実施することでヒズボラに大打撃を与える」などと述べ、さらなる地上作戦も辞さない姿勢を強調しました。
イスラエル軍とヒズボラとの戦闘をめぐってはアメリカが示した停戦の草案に対し、レバノン政府が数日以内に返答すると地元メディアなどが伝えていますが停戦が実現するかは不透明です。