仏 マクロン大統領 新首相にバイル氏を任命 中道政党の党首https://t.co/DaxGaHT7ip #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 13, 2024
フランスのマクロン大統領は、内閣不信任決議案の可決を受けて辞職したバルニエ首相の後任に、ベテランの政治家で、与党連合の一角を占める中道政党の党首のバイル氏を任命しました。フランスではことし、首相が3回替わる異例の事態で、今後も難しい政権運営が続く見込みです。
フランスでは今月5日、議会下院にあたる国民議会での内閣不信任決議案の可決を受けてバルニエ首相率いる内閣が総辞職し、後任の首相選びが進められていました。
こうした中、マクロン大統領は13日、与党連合の一角を占める中道政党「民主運動」のフランソワ・バイル党首を新たな首相に任命したと発表しました。
バイル氏は、1990年代に当時のシラク大統領のもとで閣僚を務めたこともある73歳のベテラン政治家です。長い経験と中道の立場を生かし、現在、議会の最大勢力である左派からも一定の支持が見込まれる人物とされ、与党が多数派を握れない中、困難な議会運営を考慮した人選だったとみられます。
バイル氏は早速、組閣に着手して来年度の予算案の審議などを再開する見込みです。
フランスではことし、首相が3回替わる異例の事態で、来月、アメリカでトランプ新政権が誕生する中、マクロン大統領としてはウクライナ情勢など外交に注力したいところですが、足元では難しい政権運営が続く見込みです。
フランス 新首相バイル氏 左派や右派に対し協力呼びかけるhttps://t.co/zNl66k6TfV #nhk_news
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フランスのマクロン大統領が新たに首相に任命した、中道のバイル氏は、与党の厳しい政権運営が続くなか、左派や右派に協力を呼びかけ、事態の打開につながるのか注目されます。
フランスのマクロン大統領は、内閣不信任決議案の可決を受けて今月5日に辞職したバルニエ首相の後任に、ベテランの政治家で与党連合の一角を占める中道政党の党首のバイル氏を任命しました。
バイル氏は、1990年代に当時のシラク大統領のもとで閣僚を務めたこともある、73歳のベテラン政治家です。
マクロン大統領の与党は、ことし7月の議会下院の選挙で左派や極右政党に躍進を許して、多数派を握れないまま厳しい政権運営が続いていて、首相はことし3回替わる異例の事態となっています。
バイル氏は13日、フランス社会や政治にいくつもの深刻な分断が存在すると指摘した上で「和解こそが成功への唯一の道だ」と述べ、左派や右派に対して協力を呼びかけました。
バイル氏の起用について、左派や極右の政党からは「マクロン大統領のやり方の継続だ」という反発が出る一方、まずは状況を見守りたいという意見も出ています。
バイル氏は早速組閣に着手し、来年度の予算案の審議などを再開する見込みで、事態の打開につながるのか注目されます。
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