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イスラエルのカッツ国防相は25日、ガザ地区での軍事作戦の継続を承認し、人質の解放に向けてイスラム組織ハマスへの圧力を強めています。ガザ地区では3週間あまりにわたり食料などの搬入が停止されていて人道状況の悪化が深刻化しています。

ガザ地区では、停戦協議の行き詰まりから、イスラエル軍が今月18日に大規模な攻撃を再開していて、現地の保健当局は25日、過去24時間に62人が死亡したと発表しています。

イスラエルのカッツ国防相は25日、ガザ地区での軍事作戦の継続を承認したと明らかにするとともに「ハマスはより大きな代償を払うことになる」と述べて、人質の解放に応じるようハマスへの圧力を強めています。

また、今月2日にイスラエルガザ地区への人道支援物資の搬入を停止してから3週間あまりがたち、現地では食料や医薬品の不足が深刻化しています。

現地で支援にあたるUNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関は「ガザ地区の人口の多くを占める子どもや女性、それに民間人への集団的懲罰にあたる」として、窮状を訴えています。
一方、イスラエルの議会では25日、2025年の予算案が賛成多数で可決されました。

このうち予備役の兵士の人件費や兵器の購入などの国防費はおよそ1100億シェケル、日本円にして4兆4000億円あまりで、イスラエルメディアは過去最大規模の国防費だと報じています。

イスラエル大使 擁護姿勢を鮮明に

アメリカのトランプ大統領が新しいイスラエル大使に指名したマイク・ハッカビー氏が25日、議会の公聴会に出席し「イスラエルが倒れれば次に倒れるのはアメリカだ」と述べ、イスラエルを擁護する姿勢を鮮明にしました。

ハッカビー氏はもともとキリスト教福音派の牧師で、南部アーカンソー州の知事を務めたほか、大統領選挙に向けて共和党から2度にわたり立候補した、保守派の論客です。

公聴会ハッカビー氏はトランプ大統領が1期目の在任時にエルサレムイスラエルの首都と認定したことなどについて言及し「イスラエルとの関係を示すために並外れたことをした」とたたえました。

さらにアメリカの歴代政権の多くが支持してきたイスラエルパレスチナの2国家共存による和平について「パレスチナ暫定自治政府側が5歳や6歳のころから子どもたちにユダヤ人を殺害してもよいなどと教え続けるかぎり和平はありえない」と述べ、2国家共存に否定的な考えも示しました。

ハッカビー氏は以前「パレスチナ人など存在しない」と述べるなどパレスチナに対して強硬な立場をとってきたことでも知られ、傍聴していた人が「パレスチナに自由を」と抗議の声をあげ、公聴会が遮られる場面もありました。

ハッカビー氏の娘、サラ・サンダース氏は現在、アーカンソー州知事で、トランプ大統領の1期目ではホワイトハウスの報道官を務めるなどトランプ氏に近いことでも知られています。

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トルコでエルドアン政権と対立する野党に所属する最大都市イスタンブールの市長が汚職などの疑いで拘束されてから26日で1週間となります。連日、抗議デモが続き、1400人以上が拘束される事態となっていて、事態収拾のめどはたっていません。

トルコでは3月19日、最大都市イスタンブールのイマムオール市長が拘束され、その後、汚職の疑いで逮捕されました。

市長は容疑を全面的に否認しています。

市長の拘束から26日で1週間となりますが、これに抗議するデモが各地で連日、行われていて、イスタンブールでは25日も支持者などが大規模なデモを行いました。

エルドアン大統領は24日、これまでにデモの制圧にあたった警察官123人がけがをしたとした上で「街頭テロだ」などと非難し、取締りを徹底する姿勢を強調しています。

トルコ政府によりますとこれまでにデモに参加した1400人以上を拘束したということです。

これに対して市長が所属し、エルドアン政権と鋭く対立する野党の党首は25日、市長の逮捕は不当だとしたうえで「一部の腐敗した人たちによって国が支配されてはいけない」などと述べ、政権側の対応を批判しました。

野党側は市長が解放されるまで闘い続けるとしていて、事態収拾のめどはたっていません。

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イスラエルパレスチナ自治区ガザ地区での軍事攻撃を先週再開したことを受け、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領とトランプ米大統領が電話で会談し、停戦合意に向けた取り組みについて話し合った。UAEの国営通信WAMが25日に伝えた。

イスラエル軍は18日に攻撃を再開。パレスチナ保健当局によると、女性と子どもを中心に約700人が殺害された。

会談でムハンマド氏は、ガザ住民への支援提供と二国家解決の支持を求めたという。

トランプ氏は2月初め、ガザのパレスチナ人を強制移住させて同地を「中東のリビエラ」に開発する案を提案し、多くの世界の指導者から非難が噴出した。

UAEを含むアラブ諸国は530億ドルを投じてパレスチナ人の移住を回避するエジプトの再建代替案を支持しているが、WAMの報道は両首脳がこれらの計画について話し合ったかには触れていない。

イスラエル軍が3月18日にガザ地区への攻撃を再開してから、死者の数は790人を超えました。こうした中、イスラエルでは、過去最大規模の国防費を含む2025年の予算案が可決され、攻勢をさらに強める構えです。

ガザ地区での停戦協議が行き詰まる中、イスラエル軍は3月18日に大規模な攻撃を再開し、現地の保健当局は25日、この1週間で792人が死亡したと発表しました。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、イスラエル軍は26日の未明から北部ジャバリアなどガザ地区各地で攻撃を続けていて、少なくとも12人が死亡したということです。

この中には、生後6か月の赤ちゃんなど合わせて5人の子どもと、その母親も含まれているということです。

こうした中、イスラエル議会は25日にことしの予算案を可決し、このうち国防費はおよそ1100億シェケル、日本円で4兆4000億円余りと過去最大規模となっています。

スモトリッチ財務相は「これは戦争の予算であり、勝利に向けた予算となる」と意義を強調していて、ガザ地区に対する攻勢をさらに強める構えです。

一方、アメリカのトランプ大統領イスラエル大使に指名したハッカビー氏は、ワシントンで議会の公聴会に出席し、「イスラエルが倒れれば、次に倒れるのはアメリカだ」と述べ、イスラエルを擁護する姿勢を改めて示しました。

パレスチナ自治区ガザ北部でパレスチナ住民数百人がイスラム組織ハマスに対する異例の抗議活動を行った。ソーシャルメディアへの投稿で明らかになった。

Xに投稿された動画によると、デモ隊は戦争の終結を要求。ハマスは出て行け」と叫んだ。抗議活動は25日にガザ北部ベイトラヒヤで行われたとみられ、戦争で破壊された建物の間を行進する人々の姿が映っている。

ロイターは抗議活動が行われた場所を衛星写真と照合して確認した。日付は独自に確認できなかったが、複数の動画や画像によると、25日に抗議活動が行われたとみられる。

ガザ北部は戦争で特に大きな被害を受けたが、ガザ南部に逃れていた数十万人が1月の停戦発効で北部の自宅に戻っていた。

だが、イスラエルは今月18日にガザへの攻撃を再開、停戦は崩壊した。パレスチナ保健当局によると、イスラエルハマスを壊滅するとして攻撃を再開して以降、女性や子供を中心に700人近くが死亡している。

ハマスは2007年以降、ガザを支配。一部のパレスチナ人は報復を恐れてハマスを公然と批判することに慎重な姿勢を示している。

#中東(250326)

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