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軍と準軍事組織の衝突で人道危機が続くアフリカのスーダンで、準軍事組織が西部ダルフール地方の主要都市の軍本部を制圧したと発表し、国の分断や人道状況のさらなる悪化が懸念されています。

スーダンではおととし4月、軍と準軍事組織RSF=即応支援部隊の武力衝突が始まり、大規模な戦闘に発展して住民が深刻な食料不足に陥るなど人道危機が続いています。

軍はことし3月、首都ハルツームを奪還したと宣言しましたが、西部のダルフール地方では激しい衝突が断続的に起きていました。

こうした中、RSFは1年以上包囲してきた北ダルフール州の主要都市ファシェルにある軍本部を制圧したと26日、発表しました。

ファシェルはダルフール地方の軍の最後の拠点で、軍や政府はこれまでのところ反応を示していませんが、イギリスの公共放送BBCは「今回の制圧でRSFが実質的にこの地域を掌握することになる」と伝えています。

RSFは、ダルフール地方で独自の統治機構を展開するとしていて、国の分断が進むことや人道状況のさらなる悪化が懸念されています。

#スーダン


#アフリカ(251027)

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