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春秋(4/20)

罵声(ばせい)が幅を利かせ、教師や医師、接客業で働く人々が燃え尽きる社会も疲れるが、正当な理由から声を上げた人が白い目で見られる世の中も息が詰まる。

 みんな、彼らの学生時代を知ってるから、反撥していた。
 これは公正で自由な市場原理の導入を求めたのと同じことだ。それが、国策捜査で押さえつけられた。その理論的裏付けとなったのが『国家の品格』(藤原正彦)だが、彼は日本精神の何たるかを理解していない。
 株主至上主義が批判されているが、事業の継続・最適化には、株主・経営者・従業員・取引関係者すべてに配慮しなければならないのは、経営学では随分昔から(外人3人?組が本を書いてから)常識だったし、法律上も、株主が所有者になってはいるが、だからといって何をやってもいいわけではなく、「公共の福祉」や信義誠実の原則によって制約されるし、また、権利の濫用は許されていない。それを旧体制を守るために「株主至上主義」だ、「経済至上主義」だと話をすり替えた。
 ただ、行き過ぎがあったのも事実だ。その部分の反省心を利用して妥協させようとしているのが内田一味なのだ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080322#1206151892
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080408#1207652686