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究極の真理は一つ
北海道大学准教授 中島 岳志
ガンディーは宗教と真理の関係を山登りにたとえて、次のように言う。
<中略>
究極の真理は山の頂と同様に一つであり、相対世界を超えた絶対レベルにおいて、すべての宗教は同じ一つの真理に行き着く。
<中略>
「それぞれの宗教がそれぞれの宗教ごとに違った真理をもっているから、その違いを認めよう」という「宗教の相対主義」でもない。
<中略>
仏教に「多即一、一即多」という考え方がある。「多」なるものは「一」なる真理へと収斂(れん)し、「一」なる真理は「多」なる存在としてこの世に現れるというのが、この考え方である。
<中略>
バラバラでいっしょ」の境地を追及する思想である。

日経新聞朝刊)
「分け登る 麓の道は 異なれど 同じ高嶺の 月を見るかな」だ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080626#1214435628