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アップルは製品を開発せず顧客が感じることをデザインする

ジョブズ氏のリーダーシップのもと、感動を呼ぶ製品開発とメッセージ発信が顧客のエモーションを熱く大きなものにして、2001年に始めたデジタル音楽事業をあっというまに1兆801億円(2007年9月期、$1=100円)もの巨大事業へと育てたのである。

 このようにアップルは、自らソーシャルウェブでコミュニケーションを仕掛けるのではなく、徹底的なエモーション追求で、ユーザー間のコミュニケーションを誘発するという戦略をとっている。