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若手官僚が嘆く改革頓挫

 ほとんど報じられていないが、霞が関の各省庁で幹部クラスと若手官僚の「世代間対立」が深く静かに進行している。


 なぜかといえば、民主党政権公務員制度改革を投げ出して、幹部クラスを厚遇する一方、新規採用者数の四割削減という形で若手にしわ寄せがくる事態がはっきりしてきたからだ。

 「幹部たちははっきり言って、逃げ得。改革に抵抗してさえいれば、当面の生活は保障される。でも若手は政策立案にかかわれず、スキルも向上しない。転職すらできなくなる」

 財務省が中堅若手を集めて、省の改革プランを練ったら「官民交流や能力実績主義の徹底、試験制度の見直しによる中途採用拡大」といった案が真っ先に出てきた。官僚だって中堅若手はまともである。民主党政権はなにをしているのか。