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Twitter / 郷原信郎: 昨日、東洋大学でのシンポとその後の懇親会で四宮氏とじ ...

昨日、東洋大学でのシンポとその後の懇親会で四宮氏とじっくり議論することができ、刑事司法についての考え方の共通点と対立点が明確になったように思います。共通点は、市民社会から隔絶されていたこれまでの日本の司法を変革する必要があり、司法への市民参加はその有力な手段だという認識

Twitter / 郷原信郎: (続き)一方、何といっても裁判員制度推進派の四宮氏と ...

一方、何といっても裁判員制度推進派の四宮氏と反対論の先鋒になってきた私とでは、制度の問題点と現状についての認識が大きく違います。四宮氏は、制度導入一年余の間の裁判員経験者のアンケート調査の結果から、当初反対派から指摘されていた問題が杞憂であったように言いますが

Twitter / 郷原信郎: (続き)死刑求刑された事件がなく、和歌山カレー事件や ...

死刑求刑された事件がなく、和歌山カレー事件や秋田連続児童殺害事件のような、マスコミの過剰報道にさらされた事件の裁判員裁判が本格化していない現状では、制度の本当の問題はまったく明らかになっていないと思います。制度の見直しについて議論する時期について再検討が必要です

Twitter / 郷原信郎: (続き)また、四宮氏は、検察審査会議決による起訴強制 ...

また、四宮氏は、検察審査会議決による起訴強制の現状も、刑事事件を検察限りで終わらせず、公判で決着を付けることが望ましいという見地から、肯定的ですが、私は、その方向性は正しいとしても、「起訴」に対する国民の認識が「推定有罪」に近い現状の下では

Twitter / 郷原信郎: (続き)政治資金規正法違反事件の告発事件などで、申立 ...

政治資金規正法違反事件の告発事件などで、申立人匿名のまま、「起訴相当」議決によって強制起訴となり、それが、あたかも民意によって有罪判断がなされたように受け止められて、社会的、政治的に重大な影響を及ぼすというのは問題があり、検審の手続の整備が必要だと思います。

Twitter / 郷原信郎: (続き)結局のところ、刑事弁護士として活躍されてきた ...

結局のところ、刑事弁護士として活躍されてきた四宮氏と、検察での経験をベースにしている私とでは、刑事司法の中で検察をどう位置付けていくか、という点に基本的な考え方の違いがあるようです。私は、日本では検察が刑事司法の中核機関として適正な機能を果たすべきだと、今も思っています。