「1年やそこらで政策は実行できない。今後、3年間しっかりとやっていきたい。そうすれば政策も実行でき、有権者の信頼も得られる。そして、衆参のダブル選挙をやればいい」
「みんなが『これならやれる』と前向きになれる挙党態勢を作りたい」
「小沢氏のような人材が必要な場面もある。小沢氏の手腕は高く評価しており、その腕力を活用していきたい」
23日午前の懇談は国会内で約1時間行われた。衆参の18人が参加した。
「小沢氏と組んだので政権交代が実現した。小沢氏のような政治家が必要な場合もあると考えている」
「03年に民由合併をして小沢氏がいてくれたから政権交代をなし遂げることができた。もっとも独特な個性を持っている政治家だ。党として前向きにこれならやっていけると周りから思われるような態勢が必要だ」
「3年間、腰をすえてやっていく政権運営でなければいけない。日本は選挙が多いので腰を据えてやる政治的環境が必要だ」
「代表選後は鳩山由紀夫前首相、小沢一郎前幹事長、輿石東参院議員会長もふくめ、みんな前に進めるという態勢を作るつもりだから安心してほしい」
「小沢氏は伝家の宝刀で、いつも抜いておくわけにはいかないが、いざという時に抜くのが我々のためになる。オールマイティーでトランプのジョーカーだ。他にない独特の人で非常に力がある」
ただ、小沢氏の力量を高く評価する一方で具体的な処遇については言及を避けた。