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FRBの国債大量購入策にネズミ講との批判まで続々|金融市場異論百出|ダイヤモンド・オンライン

ユーロ圏、ロシア、ブラジル、中国など世界各国から激しい反発が噴出している。

 前アラスカ州知事のサラ・ペイリンは、バーナンキはこの政策を即刻停止しろと激しく攻撃している。一部の米メディアは、デフレが心配なときにインフレを心配するペイリンは的はずれだと批判しているが、彼女は意外に本質的なことを言っていた。「われわれは、一時的な偽りの経済成長でインフレを起こしてほしいとは思っていない。真の経済改革を伴った堅実なドルを欲している」。

 多くの市場参加者と同様、FRB幹部も、内心は国債購入による長期金利低下が経済を着実に浮揚させる効果は限定的と考えているだろう。

 それでもFRBがこの政策を決定したのは、それが心理的に株価を上昇させたり、ドル安効果をもたらしたりすることを期待したからだろう。

 1987年の株価暴落以降、FRBはリセッションの痛みや市場の混乱を抑えるために、新たなバブルを生み出すという政策を常套手段としてきた。しかし、その戦術は、結局は毎回誰かが大きな損失を被って終わっている。そう考えれば、それは中央銀行による巨大なネズミ講と見なせる面もある。

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