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仙谷氏VS岡田氏、党内主導権争い?脱小沢、姿勢に違い

 「脱小沢」の急先鋒(きゅうせんぽう)である仙谷氏は「大政局になってもそれはそれでよい」と割り切り、党内の親小沢派の反発も意に介さずに、強硬姿勢を日増しに強めている。

 一方、原理主義者といわれる岡田氏は、小沢氏に「政治とカネ」の問題で一定のけじめをつけてもらうことを最優先しているようだ。幹事長として党内融和を保ちたいとの思いもあり、小沢氏を追い込み過ぎることには慎重だ。


 岡田氏は9日のテレビ番組で「小沢さんにきちんと説明して欲しいということで、疑惑が晴らされればそれで終わる話」と語った。首相が4日の年頭会見で「政治家としての出処進退を明らかにするべきだ」と述べ、強制起訴の際には小沢氏に議員辞職や離党を検討するよう促したときも、岡田氏は即座に「首相は『出処進退』と言っただけで、離党しろなどと言っていない」と火消しに走った。

 岡田氏に近いベテラン議員は「首相や仙谷さんが小沢氏の排除に邁進(まいしん)する中、岡田さんは苦慮している」。小沢氏の強制起訴は1月中にも予想されており、「小沢氏への対応で2人の足並みはそろうのか」と懸念する声がある。