こういう危機的局面における国家リーダーとしては、もっと堂々とどっしりとして、周辺の政治家や官僚に思い切り仕事をさせ、なによりも国民との信頼感に裏打ちされていなくてはならない。
いわば、国家リーダーとしての「器量」がなによりも要求されるのだ。かつての首相でいえば、岸信介、佐藤栄作両氏らを思いうかべる。財界人でいえば土光敏夫氏か。
隅々まで熟知していながら、それを表には見せず、部下たちを自在に動かしてそれぞれの手柄とし、その存在感で国民の信頼を勝ち得るという存在である。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080930#1222775752
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090128#1233155340
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100829#1283088030