https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

【高橋昌之のとっておき】菅首相のままで本当にいいんですか?

 政治がおかしなことになっているわけですが、その原因は、与野党の政治家が「国難を乗り切るために政治はどうあるべきか」ということより、党利党略や自己保身を優先させているために、「菅首相のままでも仕方ない」という消極的な姿勢になっているからにほかなりません。


 しかし、いまだに東京電力福島第1原発は収束の見通しが立っておらず、被災地の復旧・復興も明らかに遅れています。そして、震災以降のさまざまな経済指標が示しているように、日本経済は大打撃を受けています。これらに菅政権は全くといっていいほど対応できておらず、このままいけば国難は国家的危機となります。

 確かに、首相が「何が何でも辞めない」という場合は、内閣不信任案を可決するしかなく、それによって民主党は分裂するかもしれません。そのことも覚悟しなければならないかもしれませんが、民主党議員の多数が信念通り、菅首相に「退陣」を求めたら、政権は運営できなくなるのですから、さすがの菅首相も自ら辞めざるをえないのではないかと思います。