▽民主党を壊さないこと
▽自民党政権に逆戻りさせないこと
▽大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと
〈1〉復興基本法案の成立
〈2〉第2次補正予算の早期編成のめどをつけること
鳩山氏が述べた「東日本大震災復興基本法案を成立させ、平成23年度第2次補正予算案編成にめどをつけた段階」とはいつか。復興基本法案は与野党で修正協議が進んでいる。しかし、2次補正編成について、政府の復興構想会議が6月末にまとめる提言や各被災自治体の意見を踏まえて検討する考えで、秋以降に先送りされる可能性も指摘されている。
首相は1日の党首討論で、今年末までを視野に今国会を大幅に会期延長する考えを示唆した。首相が2次補正成立までその座にとどまるならば、まだ半年以上ある。
不信任決議案は慣例上、一国会に一回しか採決できない。首相が「自発的に辞任」するまで、日本の政治的危機を解消する手立ては失われた。
Twitter @平野 浩 間もなく菅政権の不信任案裁決が行われるが、小沢氏が自 ...
間もなく菅政権の不信任案裁決が行われるが、小沢氏が自主投票を宣言したことで、否決されることはまず間違いない。しかし、きわめて玉虫色の宣言で双方とも都合のよいように解釈している。一応今日のところは菅首相は何とか乗り切ったという感じであるが、問題は何ら解決していない。
「菅総理大臣が、復興基本法案が成立し、第2次補正予算案の早期編成のめどをつけたときに身を引くことは確認事項だ。それが実現されるよう、手続きを踏みたい。復興基本法案は来週にも成立するし、第2次補正予算案は、6月いっぱいに中身が決まるのではないか。岡田幹事長が『その2つは条件ではない』と言っているのはうそだ。人間はうそをついてはいけない。小沢元代表からは『どこまでしっかりと詰めたのか』という話があったので『私が代議士会できちんと話す』ということで、基本的に理解をいただいたと思う」