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民主党：ＴＰＰ懇談会、対立緩和せず

　懇談会には国会議員約２００人が参加。首相は冒頭、「日本は（経済連携で）周回遅れ。（ＴＰＰの）ルール作りに主体的に関わるのは、この国の将来に重要だ」と交渉参加の意義を強調した。同時に「最終的には国益の視点で結論を出す。日本の誇るべき医療制度、美しい農漁村、伝統文化を守り抜く」と理解を求めた。

　１時間近くの質疑は非公開で、すべて慎重派が質問。米政府の発表問題と、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）の際、経済産業省が交渉参加を前提とした資料を作っていたことに質問が集中した。