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立川断層:コンクリートのくいを誤認　東大地震研が謝罪

「断層があると考えていた場所から物が出てきた。ある種の催眠術にかかってしまっていた。大変申し訳ない」

　佐藤教授によると、発表から数日後の一般公開で、現場に異物が混じっている可能性を見学者が指摘。再調査したところ、断層と考えてきたものは、現地に以前あった自動車工場の基礎工事で打ち込んだコンクリート製のくいだった可能性が高いことが分かった。佐藤教授は「土木工事の経験はなく、上から人工物を挿入した可能性は考えなかった」と話した。断層の存在を否定する結果ではないという。

【活断層誤認】きっかけは現場公開での見学者の指摘