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塾長雑感 第216回 自信の源

先月も書いたように(第215回『自信』)、代替不可能な自分の存在自体を信じることが自信の源です。
そしてそれはいくつもの困難を乗り越えてなんとかやってきたという経験の積み重ねから生まれます。
経験は自分だけのものであり、そこから何を感じ、身につけるかもその人だけの固有のものです。
だから一人一人違った個性のかけがえのない自分ができあがっていくのです。

過去は私たちの記憶の中にあるだけであり、未来は自分の想像の世界にあるだけですから、現在をどういう意識で生きるかによって、過去や未来の意味を変えることができます。
現在を肯定できる能力は、もう勘弁してほしいという修羅場、ぎりぎりの経験をどれだけしてきたかによって生まれます。

そして本気で取り組んで結果を出せなくても、結果が保証されないことに対して必死で頑張ることができたという経験自体が大きな自信につながります。
中途半端なことしかやってこなかった人に比べて格段の差となって、将来の自分を作り上げる糧となるのです。

そして何よりも、修羅場を経験することによって、そうした偶然の結果、偶発的に生じた出来事に対しても自分を見失わないで対応できる能力を身につけることができます。

他方で、大きな目的のために自分でできる限りの努力をしてみるとわかるのですが、ここまで来られたのは、自分の力だけではないなと実感できるはずです。
大きな目的に向かって必死で努力していると、不思議なことに、必要なときに必要な人に助けてもらえたという経験を少なからずするはずです。

誰もが一人では生きていけない。
だから人のために自分も何かしなくてはという感覚を持つことができるようになります。

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