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米大統領 イランに向けメッセージ NHKニュース

オバマ大統領はイランの暦で新年を迎えるのに合わせ、20日、ビデオメッセージを発表しました。
この中でオバマ大統領は、アメリカ大使館占拠事件が起きた1979年以来、アメリカの大統領として初めて去年9月にイランの指導者と話したとしたうえで、「深刻な対立の解消に取り組み、不信感を和らげていけると信じている」と述べ、関係改善に意欲を示しました。
核開発問題の最終合意を目指すイランと欧米など関係6か国の協議については、「合意できれば、イランの国民が望む方向に国が動いていく助けになる」と述べ、核開発問題の解決が経済制裁の解除につながることを強調し、イランの指導者に対して交渉に前向きに取り組むよう求めました。
イランの核開発問題を巡っては、アメリカ議会のおよそ9割の議員がオバマ大統領に対しイランと安易に妥協しないよう求める書簡を送ったほか、イランでも保守強硬派からアメリカをけん制する声が強まっています。
オバマ大統領としては、イランの指導者と国民に問題解決による利点を直接訴えることで交渉を前進させたいというねらいがあるものとみられます。