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丸山眞男生誕100年で講演会 NHKニュース

丸山眞男終戦の翌年に発表した論文「超国家主義の論理と心理」で、軍国主義を生み出した日本人の精神構造を批判的に分析して戦後の論壇に大きな影響を与え、平成8年の終戦の日に82歳で亡くなりました。
東京・千代田区では、丸山が大正3年に生まれてから22日で100年となることから記念の講演会が開かれ、およそ400人が集まりました。
この中で、丸山が亡くなる前の年、教え子たちとの集まりで語った内容が紹介されました。当時、録音されたテープで、丸山は戦前の日本社会について触れ、「日本の外に出れば全然通じない理屈が日本の中だけで堂々と通用して、それ以外の議論は全然耳にもしない。それを問題にする人があったら非国民と言われたりさんざんなものだった」と指摘したうえで、異なる考えの人との対話が重要だと訴えています。