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「ごたごたを起こすべきでない」 中国外務省 安倍首相発言を批判 - MSN産経ニュース

 中国外務省の秦剛報道局長は31日、安倍晋三首相がシンガポールで開かれたアジア安全保障会議の30日の講演で中国をけん制したことを「日本こそ最近の軍事面での動きについて国際社会に説明すべきだ」と批判した。


 秦氏は外務省ホームページに発表した声明で「日本のリーダーは他国を当てこすり続けている。日本はもうごたごたを起こすべきでない」と非難した。


 一方、新華社は31日、ヘーゲル米国防長官が同会議で中国を批判したことについて「米国と日本が声を合わせている。アジアの平和は米国と同盟国だけでは絶対に実現しない。火に油を注ぐような米国の言動は歓迎できない」とする評論を配信した。

解放軍幹部、安倍首相発言に反発 「中国を挑発している」 - 47NEWS(よんななニュース)

 中国人民解放軍の王冠中副総参謀長は1日、シンガポールのアジア安全保障会議で演説し、中国をけん制した5月30日の安倍晋三首相の発言に対し「中国を挑発しており、決して受け入れることはできない」と反発した。


 ヘーゲル米国防長官による中国非難発言についても「覇権主義や威嚇、脅迫に満ちており、アジアの不安定要素をもたらす」と強く批判した。


 その上で日米が「共同で歩調を合わせて中国に挑戦を仕掛けた。中国は最小限の反応をしているだけだ」と主張した。

小野寺防衛相、中国反発に反論 「首相は常識的な発言をした」 - 47NEWS(よんななニュース)

 小野寺五典防衛相は1日(日本時間同)、中国をめぐる安倍晋三首相の発言に中国軍幹部が挑発だと反発したことについて「首相は常識的な発言をした。中国には対話を求めている。中国の反応は理解できない」と反論した。訪問中のシンガポールで記者団に答えた。

中国軍幹部 日米の発言に強く反発 NHKニュース

会議最終日の1日、中国の代表として出席している人民解放軍の王冠中副総参謀長が演説しました。
この中で、王副総参謀長は、先月31日までの会議で、海洋進出を強める中国に自制を求めた安倍総理大臣と、南シナ海での中国の一方的な行動は地域を不安定化させているなどと批判したアメリカのヘーゲル国防長官について、「彼らは歩調を合わせ会議の場を利用して発言して中国への挑発と挑戦をした」と述べて、反発しました。
そのうえで、安倍総理大臣は、遠回しに中国を攻撃し、ヘーゲル長官は率直に非難した。ヘーゲル長官のほうがましだ」と述べ、安倍総理大臣の発言により強い不快感を示して日本をけん制しました。
また、会場では、南シナ海のほぼ全域に中国の管轄権が及ぶとする主張の元となっている9つの点線、「九段線」の国際法上の根拠などについて、王副総参謀長に質問が相次ぎました。
これに対して、王副総参謀長は「『九段線』は、多くの人が、中国が答えにくい弱みをつかんだと考えているが事実ではない」としたうえで、「南シナ海の島々は、2000年以上前の漢代に中国が発見した」などと述べ、中国独自の主張を展開しました。

アメリカのヘーゲル国防長官は、先月31日の演説で、南シナ海での中国の一方的な行動は地域を不安定化させているなどとして厳しく批判しました。
これに対し、中国の代表として出席している人民解放軍の王冠中副総参謀長は記者団に対して、ヘーゲル長官の批判は「根拠がない」などとして、強く反発しました。
このあと2人は、先月31日、短時間の会談を行い、冒頭で王副総参謀長は、ヘーゲル長官の発言に改めて不快感を示しました。
アメリカ国防総省によりますと、会談の中でヘーゲル長官は「地域の領有権問題は国際法に基づいて平和的に解決すべきで、中国は近隣諸国との対話を進めるべきだ」と伝えたうえで、米中の軍事交流の強化を呼びかけたということです。
一方、中国国防省の報道官は記者団に対して、「時間は短かったが、率直で誠意のある突っ込んだ意見交換ができた」と会談を評価しました。
そのうえで「『新しい形の大国関係』と『米中の新しい形の軍の関係』という共通認識を発展させていくことで一致し、両国の軍どうしの協力を合同演習などを通して強化していくことを確認した」と述べ、アメリカとの軍事交流の強化に前向きな姿勢を見せました。
アメリカとしては、中国との軍事交流を深めることで信頼醸成を進め、誤解などに基づく不測の事態を防ぎたいというねらいがあります。

中国の人民解放軍の王冠中副総参謀長が演説の中で、中国側から挑発的な行動を取ったことはないと主張したことについて、ベトナムのビン国防次官は記者団に対し、「中国は国際法に違反してベトナムの領域に石油の掘削装置を設置した。私たちは国際法に基づく平和的な解決を目指しており、そのことに自信を持っている」と述べて、強く反発しました。
また、イギリスの参加者は「日米と中国の間には、大きな隔たりがあり、相互理解が何より重要だ。誤解は危険を招く。双方は対話をする必要がある」と話しました。
フィンランドの参加者は「中国軍の副総参謀長は『日米が同調して挑発した』と述べたが、それは言いすぎだと思った。外交的ではないことばが飛び交い、会場の雰囲気は冷戦時代を思い起こさせるようだった」と話していました。