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FRB 景気報告で上向きの判断示す NHKニュース

FRBは4日、全米の12の地区連銀が4月から5月下旬にかけて企業などを対象に行った聞き取り調査を基に、最新の景気報告をまとめました。
それによりますと、個人消費についてはほぼすべての地区で拡大し、特に新車販売が好調だという報告が目立ちました。
また、企業の生産活動も全国的に拡大したほか、雇用も全体として改善を続け、一部では熟練労働者の不足も報告されています。
一方で、今回は住宅建設にやや弱い動きも見られることや賃金の伸び悩みなども報告されています。これらに基づき、FRBアメリカの景気は4月から5月にかけて「すべての地区で拡大した」として、前回4月の報告よりも上向きの判断を示しました。
アメリカでは、ことし1月から3月のGDP=国内総生産が寒波の影響でマイナスに転落しましたが、今回の判断は、落ち込みは一時的だというFRBの認識を改めて強調するものと言えます。
FRBは、この報告を踏まえて、今月中旬に金融政策を決める次の会合を開き、今の量的緩和のさらなる規模縮小などを議論します。