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ＦＲＢ、バランスシート大きいままで引き締め可能＝ＳＦ連銀総裁 | Reuters

米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は２４日、バランスシートが高水準のままでも、連邦準備理事会（ＦＲＢ）には金融政策を引き締める手段があるとの見方を示した。講演で述べた。

総裁は「バランスシートが縮小しようが、非常な高水準が続こうが、景気過熱に対処するＦＲＢの能力に影響しない。必要であれば、刺激策はすぐに解除できる」と主張。利上げすべきときが来れば、ＦＲＢは「できる限り混乱を生じさせないような方法で」行う、としている。

ＦＲＢのバランスシートは４兆ドルを上回る規模に拡大しており、経済が過熱状態になった際にインフレ押し上げにつながりかねない、と懸念する声が一部で上がっている。総裁は、ＦＲＢには市中銀行の超過準備に付利する手段があり、そうした状態は回避できる、と指摘した。

インフレ率については、現在の低水準から上昇する兆しはあるが「ＦＲＢが目指すレンジ内に、依然収まっている」との見方を示した。