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欧州中央銀行総裁 追加緩和を強く示唆 NHKニュース

ヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁は21日、ドイツのフランクフルトで開かれた銀行業界の会議で講演しました。
この中でドラギ総裁は、デフレへの懸念が強まっているユーロ圏の物価の状況について、「短期的な物価の見通しは、私が低すぎると考える水準にまで低下している」と述べ、危機感を示しました。
そのうえで、ドラギ総裁は「物価上昇率をできるだけ早く高めるため、やるべきことをやる」と述べ、早期に追加の金融緩和に踏み切る可能性を強く示唆しました。
さらにドラギ総裁は、「われわれの政策が物価上昇率を高めるのに効果を発揮しない場合や、物価の見通しにリスクが生じた場合には、買い入れる資産の構成などを変更する」と述べ、国債など幅広い資産を買い取る量的緩和の導入も排除しない考えを示しました。
今回のドラギ総裁の発言を受け、市場では、ヨーロッパ中央銀行が早ければ来月4日に開く理事会で追加の金融緩和に踏み切るのではないかという見方が広がっています。