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米キッシンジャー元国務長官が、安倍晋三首相の「価値の外交」と「より国家主義的な外交政策」を嫌い批判 - 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

1月3日付け読売新聞朝刊「1面〜2面」の「語る 戦後70年」−「日本の役割 熟慮の時」に登場している。

「日本がこれから取りうる道は、三つある。一つは、日米同盟の継続、二つ目は、従来より中国が強い存在感を持つ北東アジアへの接近、そして、より国家主義的な外交政策を取ることーである」

「中国を囲む国々を見ると、それぞれ米国と協力することで均衡を保てる状態であることがわかる。むろん、日本とインドは、強力な国だが。米国は今後も、アジア太平洋の国として扱うべきであろう。ただ、私は中国に対して、包囲網を作ることには反対する。米中関係のみを基軸とした外交政策にも賛同しない」

キッシンジャー国務長官は、「安倍首相は強力な指導者だ。日本も他の国と同様、勢力均衡の新たな変容を受け、外交を適応させていくことになる。首相のもとで日本外交は、より幅を広げていくことになるだろう」と語り、安倍晋三首相を持ち上げてはいるけれど、これは単なるお世辞であり、本心ではない。「より国家主義的な外交政策を取ること」という言い方で、ズバリ安倍晋三首相の「戦前回帰的な政治姿勢」を嫌い、厳しく批判している。

米国「ジャパン・ハンドラーズ」(日本操縦者)の頂点に立っているキッシンジャー国務長官は、安倍晋三首相と自民党に「総理大臣を新鮮な顔に変えよ」と命令してきていると言われている。

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