https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

対「イスラム国」 対応に苦慮する米国 NHKニュース

5日、ワシントンで、2年半前からシリアで行方不明になっているアメリカ人ジャーナリストの両親らが記者会見を開きました。
この中で、両親らはイスラム過激派などに拘束されている可能性があるとして、「息子を無事に連れ戻してほしい」と訴え、政府に協力を呼びかけました。
また、前日の4日にはアメリカ軍による空爆への報復として、イスラム過激派組織「イスラム国」に殺害されたアメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリーさんの母親がシンポジウムに参加し、ホワイトハウスから十分に情報が提供されなかったなどとして政府の対応を批判しました。
そのうえで、身代金の支払いや人質の交換に応じることも含め、必要に応じて「イスラム国」と交渉することを検討すべきだと訴えました。
こうした声を踏まえて、アメリカ政府は人質事件への対応策の見直しを進めるとしていますが、テロ組織には譲歩しないとして身代金の支払いなどに応じない方針は堅持する考えで、人質の解放に向けて難しい対応を迫られています。