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有志連合「対ISでイラク支援強化」 NHKニュース

ISの壊滅を目指すおよそ60か国の有志連合のうち、欧米や中東を中心に24の国や国際機関の閣僚級が、2日、フランスのパリで会合を開きました。
会合では、ISに制圧されたイラク西部アンバール県の主要都市ラマディの情勢などが中心の議題になり、イラクのアバディ首相がラマディ奪還に向けて政府軍や警察を増強するなどの作戦計画を説明しました。また、先月末に自転車で転倒して大けがをしたアメリカのケリー国務長官アメリカ・マサチューセッツ州で手術を受ける前に電話で会合に参加し、イラクの政府軍を支援するため今週にも対戦車砲イラクに供与することを明らかにしました。
会合のあと、アメリカのブリンケン国務副長官、フランスのファビウス外相、それにイラクのアバディ首相の3人が共同宣言を発表し、▽国際社会が結束して空爆や軍事支援など多方面で長期にわたる関与を続けることや、▽ISの脅威にさらされている少数民族や遺跡の保護に取り組むことなどを確認しました。
有志連合としては、ISとの戦闘で、一部で劣勢に立たされているイラク政府軍の立て直しを図ることで一致した形ですが、アバディ首相が記者会見で「ISに加わる外国人戦闘員の流入が止まらない。武器も何も受けられていない」と不満を表すなど、足並みの乱れも浮き彫りとなりました。