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スペインで国宝級のピカソ作品 押収される NHKニュース

この絵画は、ピカソが1906年に描いた「若い女性の肖像」という作品です。この作品を所有するスペイン有数の富豪の男性が、3年前、外国のオークションにかけるため輸出の許可を求めましたが、スペイン政府は許可を出さず、ことし5月には、裁判所が「国宝級の作品だ」として外国への持ち出しを禁じていました。
ところが、先月31日、フランスのコルシカ島の港で、現地の税関当局が男性の関連企業の所有する船に乗り込んだところ、この作品を見つけて押収したということです。捜索が行われたとき、船に男性はおらず、通関の書類にも男性の名前は記されていなかったということで、税関当局やスペインの警察が詳しいいきさつを調べています。
この作品は、仮にオークションにかけられれば、2500万ユーロ(日本円で34億円)以上の値がついたとみられていて、貴重な絵画があやうく難を逃れたなどと、スペインのメディアが大きく伝えています。