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堤防決壊場所の上流に「漏水」 前兆現象か NHKニュース

国土交通省によりますと、「漏水」が起きていたのは、決壊が起きた常総市より上流にある筑西市結城市などの堤防の少なくとも3か所で、一部は見回りをしていた消防団などによって映像に記録されていました。
このうち、決壊した常総市の15キロほど上流にある筑西市関本地区にある堤防の上の道路を午前5時すぎに撮影された映像では、アスファルトの亀裂から泡のようなものが噴き出しているのが確認できます。午前7時すぎには、堤防ぎりぎりのところまで濁流がせまるなか、水と空気が噴き出している様子がよりはっきりと確認できます。
こうした「漏水」は、川の水位が高くなって堤防に水がしみ込むことで内部の圧力が高まり、水や空気が吹き出すことによって堤防が崩れる現象の前触れとされています。
河川工学が専門で早稲田大学理工学術院の関根正人教授は、「大きな被害が出た常総市以外でも堤防が決壊するおそれがあった。こうした現象を重く受け止め、いち早く避難を行う態勢作りなど今後の対策に生かさなければいけない」と話しています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150914#1442227033