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アメリカのオバマ大統領は、14日、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、内戦が続くシリア情勢を巡って協議しました。
ロシア大統領府によりますと、この中でプーチン大統領は、シリアで空爆を続けていたロシア軍の主要な部隊を撤退させる方針を伝え、「内戦のすべての当事者にとってよいシグナルとなり、真の和平プロセスを始める条件を作るのは確かだ」と述べて、今回の決定の意義を強調しました。
これに対し、アメリカのホワイトハウスによりますと、オバマ大統領は、先月27日にシリアのアサド政権と反政府勢力の停戦が発効して以来、戦闘が減少していることを歓迎しました。一方で、オバマ大統領は「アサド政権側が攻撃的な行動を続ければ、停戦や和平協議を損なうおそれがある」と指摘し、「内戦を終結させるためには政権移行が不可欠だ」と強調しました。
オバマ大統領としてはアサド大統領の退陣が必要だという立場を改めて伝え、ロシア軍の主要な部隊を撤退させるもののアサド政権への支援を続けるプーチン大統領をけん制した形です。

オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領が14日に電話会談し、シリア情勢や同国に展開するロシア軍の部分撤退などについて協議した。米ホワイトハウスとロシアのクレムリンが発表した。


ホワイトハウスによると、オバマ大統領はシリアでの一時停戦以降、戦闘行為が減少していることを歓迎する一方、シリア政府軍による攻撃が一部で続いていることに懸念を示した。


またクレムリンによると、プーチン大統領はロシア軍の撤退開始について説明し、テロとの闘いにおいて「主要課題」を終えたと述べたという。

ロシアのプーチン大統領は14日、シリアに展開するロシア軍に対し撤退を開始するよう命令した。15日から順次撤退を開始する。


プーチン大統領は大統領府で開いた国防相外務相との会合で、「ロシア軍に課された任務は全般的に完遂されたと考えている」とし、「シリアからロシア軍の主要部隊の撤退を15日に開始するよう国防相に命令する」と述べた。


ロシアは5カ月前、親ロシア路線のシリアのアサド政権を支援するために空爆を開始。撤退を示すことで、ロシアの空爆によりシリア内戦が泥沼化していると非難している米国との間の緊張緩和を図りたい考えと見られる。


ただロシアはラタキア地方に基地を保有しており、同基地から空爆は実施できるため、今回の決定により実際に空爆がやむかは不明となっている。


ロシアのペスコフ大統領報道官によると、プーチン大統領はアサド大統領に電話し、撤退の意向を伝えた。ただ、アサド大統領の去就については話し合わなかったとしている。



ロシアのプーチン大統領は、14日、シリアの内戦終結を目指す和平協議が再開されたのに合わせて、去年9月からシリアで空爆を続けてきたロシア軍の主要な航空部隊を、シリアから撤退させることを決めました。
これを受けて、ロシア軍が空爆の拠点としてきたシリア北西部ラタキア郊外の空軍基地では、15日早朝から装備などを貨物機に積み込む作業が始まり、ロシア国防省によりますと、スホーイ34型爆撃機などの第1陣が、ロシアへ向けて出発したということです。
ロシア軍は、軍用機をいくつかのグループに分けて、それぞれが所属するロシア国内の空軍基地に戻すとしていますが、撤退させる兵士や軍用機の数など具体的な規模は明らかにしていません。
プーチン大統領は、ラタキア郊外の空軍基地と、軍事物資の補給拠点としてきたタルトゥース港の機能は維持するとしており、和平協議の進展を重視する姿勢を示しながらも、アサド政権を支えるために軍事的な選択肢を残した形となっています。