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史上初「ビジネス書で3年連続ベスト10」の本は、どうやって生まれたのか? 【佐々木圭一×土江英明】|伝え方が9割(2)|ダイヤモンド・オンライン

佐々木 「『伝え方が9割』って、では中身は1割なんですか?」なんて言われることがありますが、そういうことではありません。日本人は中身をすごくつきつめるがゆえに、伝え方についてあまり考えなくて、放置してしまうことが多いんです。タイトルには、「中身を磨くだけではなく、伝え方も大切にしましょう」という意味を込めているんですよ。

佐々木 いや〜、最初にこの表紙デザインを見た時、すごく戸惑いましたよ。使われているカラーが、ピンクでしょ?僕の今までの人生でピンクって色がなかったので、ものすごく違和感がありました。おそるおそる「…本当にピンクでいいんですかね…」と聞くと、土江さんも飯沼さんも「ピンクがいいんです!」と言い切る。じゃあ2人を信じようって。

土江 佐々木さん自身が、「自分は不器用だ」と自覚していて、伝え方が苦手な人の目線に立って初歩の段階から手順化しているので、どんな人でも伝える力が付くしくみになっています。だから、実際に力が付いた方がどんどん本を推薦して下さって、口コミで広がっていった。企業の社長さんが購入して社員の方に配る、というケースもよくお聞きします。あらゆる世代、あらゆる職業において「伝え方」に皆さん悩んでいて、課題感を持っているから、たくさんの方に手に取っていただいたということだと思います。


佐々木 伝え方が苦手だった私が実体験したように、伝え方に真剣に悩んでいる方が、伝え方の技術を身につけたら、人生はガラッと変わります。誰もがそれぞれの魅力を持っています。でもそれをきちんと伝えられている人は、少ないのではないでしょうか。伝え方って、もともと持っている魅力を知らしめるための「フタを開ける」の役割なんですよ。今まで伝わっていなかったものが伝わると、仕事も、人間関係も変わります。