【2分でわかる交渉術】ウィンウィン(Win-Win)を達成する方法|グロービスMBAで教えている 交渉術の基本|ダイヤモンド・オンライン
多くの場合、一つの交渉における論点は一つではありません。実際は、一つの交渉でも、複数の論点に分解できることが多いのです。
そして、複数の論点それぞれについて、お互いがどの程度の価値を感じているかを調べていきます。
この結果、自分と相手とで、感じている価値が異なる論点が見つかればしめたものです。
「自分にとって価値が小さく、相手にとって価値が大きい論点」については相手に譲歩し、その見返りに、「自分にとって価値が大きく、相手にとって価値が小さい論点」でこちらに有利にしてもらうのです。
このようにして、お互いが得られた価値の大きさの合計を増やしていこうという交渉を、「価値創造型」交渉と呼びます。