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中国の李克強首相は12日、就任以来初めて中国を訪問しているベトナムのフック首相と北京で会談しました。
国営の中国中央テレビによりますと、会談で李首相は「南シナ海問題は領土主権や海洋権益に関わり、民族の感情にも影響する。両国はともに努力して対立をコントロールし、両国関係を安定的に発展させるべきだ」と述べました。
それに対して、フック首相は「中国と実務的な協力を推し進め、海洋問題を適切に処理し、両国関係に影響しないようにしたい」と述べ、両首脳は南シナ海問題を先鋭化させず、関係発展に努めることで一致しました。
このほか、両国はインフラ整備など幅広い分野で協力を深めていくことで合意したということです。
中国政府としては、国際的な仲裁裁判で南シナ海をめぐる中国の主張が否定される中、南シナ海問題を抱える周辺国と関係強化を図ることで、みずからへの批判や圧力を和らげたい狙いがあるものと見られます。

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