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中比首脳会談 南シナ海問題めぐり2国間対話で一致 | NHKニュース

フィリピンのドゥテルテ大統領は中国の習近平国家主席と、20日、北京の人民大会堂で会談を行いました。


中国国営の新華社通信によりますと、会談で習主席は南シナ海の問題を念頭に、「対話を通じて意見の相違はコントロールすることができる。意見が一致しなければ一時的に棚上げしてもいい」と述べて、南シナ海の問題でこれ以上対立することを避け、フィリピンとの関係改善を優先する考えを示しました。
これに対し、ドゥテルテ大統領はフィリピンに対する経済支援に感謝するとともに、中国が主導するAIIB=アジアインフラ投資銀行がフィリピンの経済発展に寄与することを望む考えを示したとしています。そして双方は、全面的に関係を改善することで一致したということです。


また、中国がフィリピンに対しインフラ整備や農業の振興など経済面で支援を強化し、ドゥテルテ大統領が進める麻薬対策を支持し協力することを含む、13の分野について双方で合意し、文書を取り交わしました。


中国とフィリピンは、南シナ海の領有権をめぐり鋭く対立してきましたが、6月に就任したドゥテルテ大統領が、南シナ海の問題で決定的な対立を避ける姿勢を示し、関係改善を図る意欲を示したことで、今回の首脳会談が実現しました。


中国側としては、フィリピンとの関係を改善することで南シナ海の問題をめぐる国際的な批判をかわすねらいが、一方のドゥテルテ大統領には、大規模な経済支援を中国から引き出すねらいがあったと見られます。


フィリピンのドゥテルテ大統領は20日、訪問中の中国で、米国と「決別」すると表明した。張高麗副首相が出席して北京の人民大会堂で行われたビジネスフォーラムでの発言。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20161019#1476873355
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160707#1467888107