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海外で日本人が不測の事態に巻き込まれた場合、自衛隊はこれまで安全な場所への「輸送」を任務としてきましたが、安全保障関連法の施行によって「救出」や「警護」などの任務が可能とされ、武器使用が認められる範囲も広がりました。


15日は、この任務を想定した訓練が群馬県の演習場で初めて公開され、およそ500人の隊員が参加しました。
訓練は、日本人が集まっていた建物が暴徒に囲まれたという想定で行われ、陸上自衛隊の部隊が爆弾の爆発にも一定程度耐えられる大型装甲車などで駆けつけました。


そして暴徒に対し「妨害をやめなさい。そうでなければ実力行使する」などとマイクで警告したあと、防護用の盾を構えながら詰め寄り、引き下がらせました。盾を構えた隊員の後ろには小銃を持った隊員や機関銃を据えた大型装甲車が控え、相手が引き下がったところで日本人を装甲車に乗せ、安全な場所まで輸送していました。


一連の訓練では、実際に武器を使う訓練も実施していますが、防衛省は手の内を明かすことになるとして公開しませんでした。