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FRB連邦準備制度理事会が14日、利上げを決定し、来年の利上げのペースを速める見通しを示したことから、アメリカの金利が全体的に上昇し、長期金利の代表的な指標である10年ものの国債の利回りは一時、2.6%を超え、およそ2年3か月ぶりの高い水準に上昇しました。


このため、外国為替市場では、ほかの通貨を売って金利が高いドルを買う動きが急速に強まり、総合的なドルの価値を表すドル指数は一時、103.5まで上昇し、およそ14年ぶりの高い水準をつけました。
ドル指数はユーロや円のほか、イギリスのポンド、それにスイスフランなど世界の主要な6つの通貨に対するドルの価値を算出した指数で、世界的にドルを買う動きが強まっていることを示しています。


市場関係者は「金融緩和を続けている日本とヨーロッパと、利上げに踏み切ったアメリカの金融政策の方向性の違いが、ドルが買われる要因となっている。FRBは、利上げのペースを速める見通しを示しているため、ドル高の傾向は今後も続きそうだ」と話しています。